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弾幕創造主 場所 難易度 この時の曲 フランドール・スカーレット 東方紅魔郷ボス Extra ♪U.N.オーエンは彼女なのか? Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 禁忌「クランベリートラップ」 - - - 名前 コメント Extra
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夢幻の紅魔、レミリア・スカーレット/Visionary Scarlet Devil, Remilia Scarlet 夢幻の紅魔、レミリア・スカーレット/Visionary Scarlet Devil, Remilia Scarlet(2)(B)(R) サポート - レミリア [+2]:カードを1枚捨てる。そうした場合、あなたはカードを1枚引き、夢幻の紅魔、レミリア・スカーレットはあなたに1点のダメージを与える。 [-2]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。 [-8]:夢幻の紅魔、レミリア・スカーレットは各対戦相手にX点のダメージを与える。Xはあなたの墓地にある土地でないカードの総数に等しい。 3 参考 月都抄-レア
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VIP東方キャラスレフラン厨 【暴行お兄さん】 [消滅] 自分のことをお兄さんと呼ぶ。 フランちゃんと呼ぶなど、言動は柔らかいが、握る拳は硬い。 なにかにつけてフランちゃんを殴る蹴るして躾け(?)る東方厨であった。 フランの設定、地下に幽閉されていたことなどを、厄介者扱いされて忌避されていたから、といった解釈にし そういった弱みにつけ込むのが常套である。2010年頃から見なくなった。 【フランちゃん!】[消滅(?)] 子供に向けるような口調(~だね、~だよ)を用いる。 基本的にまず「フランちゃん!」を文頭に置き、続けて文を書く。 あまりド派手な内容は書き込まず、まったりしていて、誰かに喧嘩を売ることもない、和み系の東方厨。 このフラン厨も純愛路線を守りつつ、ほんわかしたネタレスを行うことが多かった。 彼のように、10年以降のフラン厨にはレスに関して器用な人間が多い。 毎朝俺に味噌汁を作ってほしい東方キャラ 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/10/02(日) 23 19 07.96 ID WU8jPlYA0 フランちゃん! あ、ああこれが噂のダークマターかい というか逆に何を入れたらこんなになるのか教えて欲しいよ 【フランちゃん(○○フランちゃん)】 純愛路線を守って綺麗めなレスを投下しつつも、一方でネタに走ったレスも残す、 純愛系東方厨には珍しい器用な東方厨。これまた珍しい事に、なよっとした人物の多い 11年期東方厨の中では唯一かもしれないガチムチハードボイルド系のロリコンフェニックスである。 詳細は個別にて。 【フランちゃんと・・・】 混沌板の紅魔館総合系スレを安住の地と定めているフラン厨の一人。 混沌板はID非表示であるので、中の人がどのフラン厨なのか、はたまたどのフラン厨でもないのかについては定かでない。 よく"(○○)フランちゃんと・・・"といったレスを行うが、いつも肝心の中身はぼかすので 基本的にはなにをしている(示している)のか不明だが、流れによってはそうでないときもある。 123 名前:幻想郷に迷い込んだななしさん[] 投稿日:2012/02/10(金) 04 07 32 揺れる紅魔館 124 名前:幻想郷に迷い込んだななしさん[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 13 17 55 たゆんたゆん 125 名前:幻想郷に迷い込んだななしさん[] 投稿日:2012/02/10(金) 15 39 28 しかしフランちゃんは・・・ 【えっちなことしようなんて思えない】 [消滅] 「フランちゃん」と呼び、過激な真似、いやらしい事はせず、紳士的に可愛がる。 長文を書く傾向にあり、「フランちゃんが可愛すぎてえっちなことしようなんて思えない」という定型を 掴みや〆に持ってきてドヤ顔する事が多い。 【東方のフランちゃんの○○】 『東方のフランちゃんの○○(をしたい)』というスレを建てる。 詳細は個別にて。 名前 コメント
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弾幕創造主 場所 難易度 この時の曲 フランドール・スカーレット 東方紅魔郷ボス Extra ♪U.N.オーエンは彼女なのか? Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 禁弾「カタディオプトリック」 - - - 名前 コメント Extra
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編集の際はポケモン総合スレでの議論にもご留意ください。 このページはVer.3.0.1(2024年2月1日更新)を基準にしています。 オンライン配信によるゲーム内容更新が不定期に行われるため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。アップデートによる評価等の追記は1ヶ月経過してからお願いします。 + その他編集時の注意事項 何度も記載とCOが繰り返されている項目について記載します。 これらの記述を相談なく記載することはおやめください。 以下は疑問の申し立てにより、COされた項目です。 場違いな高レベルの敵と接触する可能性がある (既に記載されている「攻略難度のかけ離れたエリアや敵に突然出くわす可能性も当然ある」との情報と被っており、長々と説明する必要が全く無い) 以下は意見箱にて、「記載に値しない」と判断され、削除された項目です。 敵NPCのAIがあまり賢くない。 シナリオの難易度設定云々 ポリコレ云々 生徒含むNPCの見た目云々 COあるいは削除された記述を勝手に復帰させるのは規約違反です。 そういった記述を記載したい場合は当記事へのCOで済ませるのではなく、きちんとポケモン総合スレで相談すること。 違反した場合、該当する記述は断りなく削除される事があります。 また、編集合戦など過度の違反行為が確認された場合、規制処理が行われる可能性があります。 ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 【ぽけっともんすたー すかーれっと・ばいおれっと】 ジャンル RPG 対応機種 Nintendo Switch メディア Nintendo Switch専用ゲームカードダウンロード販売 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2022年11月18日DLC同梱版 2023年11月3日 定価 5,980円DLC同梱版 9,162円(いずれも税抜) DLC 2023年2月28日/3,182円(税抜) プレイ人数 1~4人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント シリーズ初の完全オープンワールド作品新システム「テラスタル」登場 ポケットモンスターシリーズ 概要 特徴 ダウンロードコンテンツ『ゼロの秘宝』 評価点 DLC『碧の仮面』の評価点 DLC『藍の円盤』の評価点 DLC『番外編』の評価点 賛否両論点 DLC『碧の仮面』の賛否両論点 DLC『藍の円盤』の賛否両論点 DLC『番外編』の賛否両論点 問題点 DLC『碧の仮面』の問題点 DLC『藍の円盤』の問題点 アップデート及びDLCで修正・改善済みの問題点 総評 余談 ※本記事では『Pokemon LEGENDS アルセウス』が『アルセウス』、『ポケットモンスター ソード・シールド』が『剣盾』とそれぞれ略記されています。 概要 「Pokémon Presents 2022.2.27」で発表されたNintendo Switchの完全新作。『ポケットモンスター』シリーズのいわゆる「第9世代」に相当するタイトルである。 独自の仕様を多く備えていた『アルセウス』の一部要素を引き継ぎつつ、これまでのRPGとしてのポケモンを踏襲した内容になっている。 公式の略称は「ポケモンSV」。舞台はスペイン(イベリア半島)をモチーフとしたパルデア地方。 また第5世代『BW』以来の、色をタイトルに添えた作品でもある。 特徴 ポケモン図鑑 新旧合わせて400種のポケモンが登場し、パルデア図鑑に記録される。 もはや恒例となったリージョンフォームとして「パルデアのすがた」があるが、今作では2種と非常に少ない。その代わりに「過去作登場済のポケモンに似ているが、リージョンフォームではなく別の種族(*1)」というポケモン(種族値は同じだが、タイプや特性、習得わざは全く異なる)や、「パラドックスポケモン」(後述)など、特殊な概念のポケモンが追加されている。 「ディグダ/ダグトリオ」に似ている「ウミディグダ/ウミトリオ」、「メノクラゲ/ドククラゲ」に似ている「ノノクラゲ/リククラゲ」が該当。 『アルセウス』でリージョンフォーム(ヒスイのすがた)や進化形が追加されたポケモン(ヒスイ御三家を除く)は全て図鑑に含まれる。 ヒスイのすがたや追加進化形は本作単体では入手できないが、『Pokemon HOME』との連携開始後に送ることができ、一部はDLCでの追加マップでも捕獲可能。 ヒスイ御三家も発売後のイベントで全て解禁された。 上記400匹とは別枠で、ゲーム内交換・譲渡で入手できる原種ウパー・ガラルニャース、期間限定イベントの最強ポケモンや、それらの進化系なども登場する。ただし、これらの図鑑外のポケモンには当然ながら図鑑記事は用意されていない。 第5世代以前のポケモンの図鑑説明文は過去作からの流用が多いが、ハネッコ系統などは新規の説明文が書き起こされている。 『剣盾』と同様、DLCの追加により新旧含めて入手可能・使用可能なポケモンの数が増加している。 3つのメインシナリオ 物語は、パルデア地方が誇る名門私立学園「オレンジ/グレープアカデミー」に、主人公が転入生として初登校する導入部分から始まる。 導入が終わると、広大なパルデア地方のどこへ行って何をするのも自由という課外授業「宝探し」が始まり、以下の3つのメインシナリオが開始される。 メインシナリオの攻略順はプレイヤーの任意で進行可能。ルートごとに得られる戦利品が異なる。 チャンピオンロード 従来作同様に各地のポケモンジムを巡るシナリオ。学園の同級生だがトレーナーとしては大先輩のチャンピオン「ネモ」と切磋琢磨しながら進行する。 ジムチャレンジおよびジムリーダーとのバトルを制することでジムバッジを獲得し、8つのバッジを獲得するとポケモンリーグに挑戦可能となる。 取得バッジ数が増えるごとに「一定レベル以下の野生ポケモンが捕まえやすくなる」「ポケモンが指示を聞いてくれるレベル上限が上がる」「ショップの品揃えが強化される」といった従来作同様の恩恵がある。 本作では「ポケモン入手時のレベルがバッジの有効レベル以下である場合にそのポケモンが指示を聞き、親トレーナーが誰であるかは問わない」という『アルセウス』と同様の仕様に変更された。このため「ゲーム序盤から危険な地域へ遠出し、高レベルの野生ポケモンをいきなり捕獲し無双する」といったプレイングにはシステムが制限をかけている。 アイキャッチやエースポケモンでのBGM変化など、ジムリーダー戦の演出面は概ね『剣盾』を踏襲している(*2)。 レジェンドルート アカデミーの先輩トレーナー「ペパー」とともに、パルデアの各地に存在するとされる5つの「ひでんスパイス」を探し、それらを守る「ヌシ」と呼ばれる強大なポケモンを退治していくシナリオ。 ひでんスパイスを入手する度に、「ライドポケモン」の性能が上がり世界の探索範囲が広がる(後述)。 スターダスト☆ストリート アカデミーの問題生徒たちが結託した、今作の悪の組織ポジションである迷惑集団「スター団」の制圧を目指すシナリオ。 「カシオペア」を名乗る謎の人物の依頼で始まり、サポート役としてアカデミー関係者の「ネルケ」「ボタン」が参加する。 ポケモンジムのように特定の専門タイプを扱う「組」が5つ存在し、それぞれ組ごとに一名のボス生徒がアジトに潜伏しており、立ち塞がるしたっぱを切り抜けてボスを倒し組を壊滅させていく。 したっぱ達とのバトルは、「レッツゴー」(後述)を駆使して、下っ端たちが繰り出すポケモンを制限時間内に一定数倒すという特殊な仕様(これを「カチこみ〈公式Twitterでの表記例〉」または「団ラッシュ」と呼ぶ)。カチこみ時は、通常フィールドと異なり手持ちの上3体を同時にレッツゴーさせることが可能となる。 組を壊滅させる度に、「わざマシンマシン」(後述)で作れるわざマシンの種類が増えていく。また、ジムリーダーと同じように倒したボスからもわざマシンをもらえる。 + 3つのメインシナリオをクリアした後(ネタバレ注意) ザ・ホームウェイ メインシナリオで親交の深まった「ネモ」「ペパー」「ボタン」と共に、地方の中心部に位置する「パルデアの大穴」の内部に広がる危険地帯「エリアゼロ」を探索するシナリオ。いわゆる最終章となっており、ここで伝説のポケモンやパラドックスポケモンの真相、そして姿を消したとあるメインキャラの行方といった数々の謎が解き明かされ、物語はクライマックスへと向かっていく。 移動中には仲間同士の会話イベントもあり、それぞれのキャラクターの過去や家族事情などが語られる。 伝説のポケモンへのライド 本作では、パッケージを飾る伝説のポケモンである コライドン / ミライドン が、主人公専用の「ライドポケモン」として冒険を共にする。他プレイヤーとの交換やボックスへの預け入れ、逃がすことは不可能。 このポケモンは、ストーリー序盤に出会った時点では戦う力を失っており「ライドフォルム」にしかなれず、手持ちポケモンとしてもカウントされない。 最初は陸路移動と小ジャンプしかできないが、先述の「レジェンドルート」を進めるにつれダッシュや滑空、壁登りや波乗りといった能力を取り戻していき、最終的に一匹で陸海空すべてを移動できるようになる。 + 全てのストーリーをクリアすると…(ネタバレ注意) 「ザ・ホームウェイ」クリア後は、手持ち画面からいつでもライドフォルムとバトルフォルムを切り替えられるようになる。 バトルフォルムへの切り替えには手持ちに空き枠が必要。バトルフォルムのままでも、フィールドで+ボタンを押せば自動でフォルムが変わりライドできるが、手持ち枠が1つ空く。 ライドフォルムでいる間は、バトルには参加できない。 相棒とは別にもう一体のコライドン/ミライドン(*3)がエリアゼロに出現し、捕獲可能。こちらはライドフォルムにはなれない純粋な戦闘用ポケモンで、交換やボックス送りも可能。 パラドックスポケモン 既存のポケモンとは一線を画す、存在に特殊性のあるポケモン。『SM』の「ウルトラビースト」と、性質は異なるが位置づけは近い。 + ネタバレ注意 既存のポケモンのいずれかに似た外見を持つが、リージョンフォームではない、別の種族として扱われるポケモン。 能力値は、当該の既存ポケモンの数値を基準としたものも一部あるが、大半は全く別物になっている。 既存ポケモンが単タイプの場合はそれに別のタイプが加わった複合タイプとなっており、既存ポケモンが複合タイプの場合は一方のタイプが異なるタイプへと置き換わっている。 能力値の高さ、タマゴ発見不能など「準伝説ポケモン」に近い扱いだが、パラドックスポケモンは終盤の「ザ・ホームウェイ」で解禁されるエリアにて野生で出現するため、無制限に入手可能。 バージョンごとに登場するパラドックスポケモンは全く異なる。『スカーレット』のものは弱肉強食の原始時代を彷彿とさせるような粗野な外見、『バイオレット』のものは未来のロボットを思わせるメカニカルな外見が特徴。 オープンワールド 今作では野生ポケモンが歩き回るフィールドを自由に駆け巡れ、ストーリー攻略の順序も自由となっている。 ただし出現する野生ポケモンやトレーナーのレベルに攻略度合いによる補正の類はなく、全て固定。 そのためか、今作では第1世代からの伝統だった「道中で目が合ったNPCトレーナーが、向こうから勝負を仕掛けてくる」というシステムは廃止され、こちらから話しかけた相手とのみバトルが始まる仕様となっている。 対戦を希望しているトレーナーは、頭上に黄色い縁取りの吹き出しが表示されることで判別可能。中でも強敵とされるものは吹き出しの中が黒くなっている。 また、通常トレーナー戦で「にげる」を選択すると、その場で降参して負けたことにできるようになった。 世界では常に時間が流れており、ゲーム内の1日が約72分の実世界時間に相当する。この時間はゲームを起動していない時も流れているが、プレイ中にスリープ状態にするなどの状態では時間が経過しない。 ポケモンの進化条件の時刻は、このゲーム内時刻を参照する。 『アルセウス』と同様に、フィールドに野生ポケモンが直接徘徊している。固体の大きさや色違いの有無もフィールドでのシンボルにそのまま反映されている。 野生ポケモンに接触するか、ZRボタンで投げたボール(手持ち先頭ポケモン入り)がポケモンに当たると、そのフィールドでそのままバトルに突入する。 野生ポケモンの背後からボールを当てると先制状態となり、相手は最初の1ターンがスキップされ(*4)、捕獲率も上昇し有利になる。 『アルセウス』にあった、空のモンスターボールをぶつけて直接捕獲する行動は実装されていない。 フィールドには『剣盾』のワイルドエリアや『アルセウス』のようにレベルと出現位置が決まったポケモンもおり、一部には「テラスタルポケモン」(後述)や、場違いにレベルの高いポケモンも登場する。一度倒すか捕まえても、本体日付が変わると再び出現するのも同様。 あくまでも育成RPGでありアクションゲームではないため、『アルセウス』のように高所から落ちたりポケモンから攻撃されるなどして、主人公自身がダメージを受けるような仕様は一切廃されている。 主人公が高所から落ちた際は、持っている携帯端末「スマホロトム」の安全機能が働くという設定で激突を回避できる。誤って転落した場合でも、画面上に合図が出ている状態でYボタンを押せば落ちる前の位置に戻れる。「アルセウスフォンもこれくらいやれ」との声が多数。 こちらは元の位置に戻らない設定にも変更可能。ただし、侵入不可能の場所に落下した場合は強制的に元の場所へと戻される。 ライドポケモンに乗っているときに高所から落ちても、ライドポケモンは全くダメージを受けずに着地できる。それでも『アルセウス』の時の癖で着地する直前に滑空を開始してしまう人もいるとか。 連れ歩き・レッツゴー 連れ歩きのシステムが過去作から大幅に拡張されている。 手持ちの先頭のポケモンをZRボタンでフィールドで繰り出し、共に探索できる(ライド中でも使用可)。この連れ歩きによる歩数が進化条件になっている新ポケモンもいる。 さらに、今作では「レッツゴー」という指示を出すことができる。 指示を出した方向にポケモンを向かわせることができ、落ちてるアイテムを拾ってくれたり、野生のポケモンのシンボルに接触すると自動で勝敗が決まるバトル(おまかせバトル)をしてくれたりする。 「おまかせバトル」の勝敗はポケモン自身の持つタイプどうしの相性とステータスのみで決まり、覚えているわざの内容は関係ない。勝つと通常戦より少ないが経験値を得られる。負けてもひんしにはならないが、HPが減る。 なお、ここでの経験値によりレベルがアップしても進化やわざの習得は発生せず、戦闘か経験値アイテムによる次のレベルアップまで持ち越しとなる。 また、色違いのポケモンやテラスタルポケモンは勝手に倒さない親切設計となっている。 テラスタル 『剣盾』の「ダイマックス」に代わる、本作のバトルにおける目玉要素。 設定としては「テラスタルオーブ」の力を解き放つと、ポケモンの頭部に宝石のようなものが付着するとともに全身が宝石のように輝きタイプが変化するという、パルデア地方特有の現象となっている。 今作に登場する全てのポケモンは、個体ごとに1つの「テラスタイプ」を持つ。 テラスタイプは、基本的には野生出現または孵化の時点でそのポケモンのタイプと同じもの(複合タイプの場合はランダムでどちらか片方)が備わっており、進化しても、進化によってタイプが変わっても、そのまま。 + 一例 シェルダー系列・ラルトス系列を例に挙げると、 ポケモン 自身のタイプ 入手時のテラスタイプ シェルダー みず みずタイプのみ パルシェン みず/こおり みず・こおりのどちらか ラルトスキルリアサーナイト エスパー/フェアリー エスパー・フェアリーのどちらか エルレイド エスパー/かくとう エスパー・かくとうのどちらか 仮に「こおりテラスタイプのパルシェン」が欲しいという場合、通常個体の野生産・孵化産のシェルダーは100%みずテラスタイプを備えており、こおりテラスタイプを先天的に得ることは決して無い。だが、野生個体のパルシェンを捕獲した場合にはこおりテラスタイプを先天的に50%の確率で備えているため、進化済の野生産を捕獲する方が調達の近道となる。 逆に、「フェアリーテラスタイプのエルレイド」が欲しいという場合、通常個体のエルレイドを捕獲してもエスパーかかくとうのテラスタイプしか出現しない。そのためフェアリーテラスタイプのオスのキルリアかラルトスを捕獲し、エルレイドへ進化させるという手順が調達の近道となる。 一方で、野生で出現する固定シンボルのテラスタルポケモンや「テラレイドバトル」(後述)で出現するポケモンは、自身の元々のタイプとは異なるテラスタイプを備えている場合がある(後述)。 DLC後編以降に登場する伝説・幻のポケモンはテラスタイプが完全固定となっており、一部は自身とは違うタイプになっている。 テラスタルすると、そのポケモンのタイプが「テラスタイプ」に変化する。これに伴い、ポケモンの与ダメージ・被ダメージの処理が次のように変化する。 攻撃面では、タイプ一致によるわざダメージ倍率判定の際、テラスタル前の元タイプの一致補正を保ったまま、テラスタイプと同じタイプの攻撃わざが以下のように強化される。 元のタイプがテラスタイプと一致している場合、テラスタイプわざのダメージが1.5倍から2倍へと強化される。 元のタイプがテラスタイプと異なる場合、テラスタイプと同じタイプのわざにもタイプ一致補正(1.5倍)が追加される。先述の通り元のタイプのわざを使った際の1.5倍ボーナスもそのまま保持されるため、最大3タイプのわざをタイプ一致で撃てるようになる。 また威力60未満のテラスタイプわざは、威力60で発動するようになる(*5)。 防御面では、弱点・耐性ともにテラスタイプだけを参照することになる。 テラスタイプが元のタイプと一致している場合、元が単タイプなら弱点・耐性に変化はなく、元が複合タイプならテラスタイプでないほうの弱点・耐性が消失する。 テラスタイプが元のタイプと異なる場合、元のタイプからは弱点・耐性が大きく変わることとなる。 + テラスタル活用の一例 例えば、今作のくさタイプのジムリーダーは、いわタイプのウソッキーをくさタイプにテラスタルさせてくる。 これにより、ウソッキーが本来苦手とするみず・じめんタイプのポケモンに対しては、くさタイプの攻撃わざをタイプ一致で放ち弱点を突き返すという隠し玉を披露する。 更に、テラスタル後にくさタイプの弱点を突けるタイプのうち、ほのお・こおり・むし・ひこうの各タイプに対しては、元々のタイプ一致補正を保ったいわタイプ攻撃によりやはり弱点を突くことが可能と、一発ネタに留まらない優れた戦術になっている。 テラスタルはバトルが終了するか一度ひんしになるまで持続し、いかなる方法によってもタイプを変えることができなくなる。 相手のタイプを変更するわざ(*6)を受けた際の効果や、一部のわざ(*7)を使った際に発動する一時的に自身のタイプを消す効果などは無効となり、自身のタイプを変更する特性(*8)は発動しなくなる。 テラスタルしたポケモンの頭部には「テラスタルジュエル」という、タイプに応じた宝石のようなものが付着する。でんきタイプは電球、ゴーストタイプは初代の「ゆうれい」といった具合で、どのテラスタイプに変化したか一目瞭然。わざの演出も一部変化する。 一度テラスタルすると、テラスタルオーブのエネルギーが切れ、バトル終了後に再度チャージするまで次のテラスタルはできない。 エネルギーの再チャージはポケモンセンターや自室での回復などで可能。 シナリオではジムリーダーや四天王、一部ライバルなどの主要トレーナーも切り札ポケモンに対しテラスタルを使ってくる。 テラスタルに関連するわざ「テラバースト」が登場。 通常時は単なるノーマルタイプのとくしゅ攻撃わざだが、テラスタル中に使うとわざのタイプがテラスタイプと同じ、すなわち自動でタイプ一致になり、さらにこうげきがとくこうより高い場合はぶつりわざ扱いになる。 わざのエフェクトもタイプに応じて異なる。 「そのポケモンの元々のタイプにとらわれないタイプのわざを使え、戦略性を高める」という点で第7世代までの「めざめるパワー」にも共通するが、あちらにあった発動タイプの制約や、ぶつり・とくしゅの制約(*9)などがなく、より柔軟な運用が可能となっている。 「チャンピオンロード」を進めていくと、ポケモンのテラスタイプを後天的に任意のタイプへ変更できる施設が解禁される。 変更する際には、タイプに応じた「テラピース」というアイテムを50個消費する。主にテラレイドバトル勝利で入手できるが、収集にはそれなりの労力を要する。 野生テラスタルポケモン 遠くからでも視認可能な黄色い光を発している、固定シンボルの野生ポケモン。 戦闘が始まると即テラスタル状態になる。 テラスタイプはシンボルごとに全プレイヤー共通で固定。元のタイプとは異なるテラスタイプの個体が多いが、一部は元のタイプと同じになっている。 テラスタル状態の野生ポケモンにはボールは投げられず、HPを一定の数値まで攻撃わざで減らすと(*10)テラスタル状態が解除されて捕獲可能になる。 テラスタル解除までは、HPはテラスタルが解除される既定の値までしか減らせない。一撃で倒すことができない反面、うっかり一撃で倒してしまうことのない親切仕様となっている。 わざ構成は通常の野生ポケモンと異なり、テラスタイプと同じタイプの貴重なわざ(マシンわざやタマゴわざであることも多い)を覚えた個体が多い。 中には「キノコのほうしを覚えたキノガッサ(*11)」のようなポケモンもいるが、いずれもレベルわざ以外は思い出しの一覧に登録されておらず、忘れさせると思い出すことはできない。 DLC後編のテラリウムドームに出現する個体はテラスタイプと無関係のわざ構成になっているものが多い。また、これまでは通常特性固定だったが、ドーム内の個体は隠れ特性を持つ可能性がある。 テラレイドバトル 『剣盾』のマックスレイドバトルと同様に、トレーナー4人で強大なテラスタルポケモンに挑むレイドバトル。 純粋なターン制バトルでターン制限のあった『剣盾』とは異なり、今作のバトルはリアルタイム形式の制限時間つきバトルとなっている。 ローカル通信かインターネット通信を介し、友達や見知らぬプレイヤーとマルチプレイを行うことも可能。1人で挑む場合や人数が4人に満たない場合、NPCのサポートトレーナーが参加する。 フィールドに存在している光る結晶を調べるか、ポケポータルの「テラレイドバトル検索」を選ぶことで挑める。 光る結晶は日替わり(本体時間)で出現し、クリアした結晶は消失し、また『剣盾』とは異なり全ての結晶をクリアしてもその日のうちは再出現しない(*12)。 制限時間(高難易度のものは長めになっている)内にバトルに勝利すると、そのポケモンを捕獲可能となり、また貴重な報酬アイテムが手に入る。 人間プレイヤーが操作するポケモンが倒されると残り時間が大幅に減少し、復活までの一定時間行動不能となる。倒された回数自体は勝敗に関与しないが、倒される回数が増える度に復活までの所要時間が2倍、3倍と増える。 NPCのポケモンは人間のように最適なタイプが選ばれ柔軟な行動をとってくれるとは限らない反面、倒されても制限時間の減少はないメリット(ハンディキャップ)がある。 制限時間が0になると敗北となるが、バトル中に日を跨いでテーブルが更新されない限りは何度でも再挑戦が可能。 難易度は全部で7段階あり、☆の数が多くなる程に高個体値(*13)かつ高HP(*14)、高レベルのボスポケモンが登場し、勝利報酬アイテムも豪華になっていく。 ☆3以上だと「隠れ特性」持ちのポケモンが出現するようになる。 ☆が多いほど可能性が高く、☆6で出現するポケモンはほとんどが隠れ特性確定である(*15)。 メインシナリオのクリア後は☆1〜2は出現しなくなる。逆に☆6~7はメインシナリオクリア後に条件を満たさないと出現せず、相応の高難易度で制限時間も☆5以下の1.5倍となっている。 ☆5以上については期間限定イベントも度々開催されており、中には捕獲の機会が一回のみのポケモンも存在する(捕獲を保留して、後の挑戦で捕獲することは可能)。一度でも捕獲した後に再度勝利すると、ボールを投げる間も無く相手は強制的に姿を消す。 最高難易度の☆7は期間限定のイベント配信限定となっている。 レイドバトルで出現するポケモンは時間経過やHPの減少に伴い、特定のわざの使用、自身の弱体化解除、プレイヤー側の強化解除、バリア展開、テラスタルオーブのチャージ奪取などの特殊な行動を行う。 展開されるバリアは変化わざを無効化し、通常の攻撃によるダメージを大幅に抑える(攻撃技の追加効果は有効)が、テラスタルしたポケモンからの攻撃はダメージ減少率が下がる。このため早急にテラスタルすることが勝利への近道になる。 なお一撃で特大ダメージを与えれば、このバリアを展開させないまま倒すことも可能ではある。 通常のバトルとは異なり、レイドバトルの開始時はこちらはテラスタルできない。攻撃わざで3回ダメージを与えるとテラスタル可能になるが、敵がオーブのチャージを1回分奪ってくることもある。 プレイヤー側は一人しかダイマックスできなかった『剣盾』のレイドバトルとは異なり、今作ではプレイヤー側の全員がテラスタルすることも可能(ただしNPCは絶対にテラスタルしない)。 わざマシン 今作のわざマシンは、『HGSS』以前の本編や『BDSP』のように、全て使い切りの仕様に戻された(『剣盾』のわざレコードとほぼ同じ仕様)。 ただし全てのわざマシンは「わざマシンマシン」で作成可能で、マシンごとに材料収集に必要な労力の大きさには差があるものの、入手個数の制限は一切ない。 今作には「教えわざ」の概念はなく、過去作の一部の「教えわざ」もわざマシンに収録されている。 わざマシンマシン 各地のポケモンセンターに備え付けられている機械。 野生のポケモンを倒したり捕まえたりした時に入手できる「ポケモンのおとしもの」と後述の「リーグペイ」を消費して、わざマシンを作成できる。 新たなわざマシンを入手するとそのわざマシンを作成可能となる(ただし収集したことのない材料名は伏せられている)ほか、「スターダスト☆ストリート」の進行に伴い作成できるわざマシンの種類が順次追加されていく。 リーグペイ(LP) 各地にある光る結晶を調べたり、各地のテラスタルポケモンを倒すか捕獲したり、「ポケモンのおとしもの」をわざマシンマシンで売却することで得られる、現金(円)とは異なる通貨。 「スターダスト☆ストリート」の進行中にも貰えることがある。BPに代わり、ランクバトルの報酬にもなっている。 『剣盾』の「W(ワット)」と似た要素で、前述のわざマシンマシンで必要となるほか、今作では大半のショップで1LP=1円として支払いにも使える。 ピクニック 『剣盾』でのキャンプに相当する、今作のポケモンとの触れ合い要素。今作では街の外のフィールドでのみ可能。 手持ちのポケモンに加え、別枠でライドポケモンも場に出せる。 マルチプレイにも対応しているが、参加するポケモンは先頭の1匹のみとなる。 ショップではピクニック用品も購入可能(テーブルウェアやポケモンと使う遊び道具などの見た目を変更できる)。 サンドウィッチ 『剣盾』におけるカレーに相当する料理。お店などで様々な食材を入手し、ピクニック中に作ることが可能。 出来栄えや使用した食材の種類に応じてポケモンの回復、経験値入手、なかよし度上昇などポケモンへの効果に加え、特定のタイプのポケモンとの遭遇率アップ、戦闘時の入手経験値量全員アップなど、プレイヤーも様々なパワーを得ることができる。 ポケモンウォッシュ 戦闘などでついた汚れを洗ってあげる。『剣盾』のキャンプで割愛されていた、ポケモンとの直接的な触れ合いが復活した形。 基本的には洗うと喜ばれるが、一部ポケモンは汚れたままにすると喜んだり、特定の部位に触れられたり水をかけられたりすると嫌がったりと、反応はバリエーション豊か。 タマゴ タマゴ入手の場もピクニックに統合された。 同じタマゴグループで性別が違うポケモン同士や、メタモンを一緒に手持ちに入れてピクニックをすると、時間経過でタマゴが見つかる。 これに伴い、第1世代から様々に形を変えながら登場していた「育て屋」「預かり屋」が今作では完全に廃止されている。 ユニオンサークル サークルを作ることで最大4人同時にパルデア地方を旅することができる。 上ボタンを押すことでボディランゲージを行え、相手との意思疎通を行える。 『スカーレット』『バイオレット』が混在する間は、他バージョンのポケモンも一部野生に出現するようになる。 ユニオンサークル参加中のみ進化するポケモンも存在する。 競り マリナードタウンで実施されるアイテムのオークション。最も高い金額を提示したときにそのアイテムを入手できる。 商品のラインナップは、ゲーム内時間の経過(非プレイ中も通算)で夜から朝へ日を跨ぐたびに更新される。 店売りのアイテムは基本的にショップで買ったほうが安い(*16)が、基礎ポイントを下げるきのみや各種ハネ、稀少ボールなどの入手機会の限られるやりこみ向けアイテムを大量に入手できることがある。 特定のポケモンのフォルムチェンジなどに必要なアイテムもここで競り落とすことになる。 学校最強大会 メインシナリオクリア後に挑戦できる腕試しの大会。 『剣盾』のクリア後に挑めるトーナメントのように4連戦を行い(バトルが終わる度に手持ちが全回復する)、賞金が得られるとともに、最後まで勝ち抜くと副賞のアイテムも貰える。 クリア後シナリオで参加する際は順番も含めて対戦相手は固定だが、以降はランダムで選ばれる。中には現状ここでしか戦えないトレーナーも複数人存在している。 その他 『アルセウス』と同様、セリフや図鑑の説明文などはすべて漢字かな混じり表記で固定。『剣盾』まで可能だったひらがな表記への変更はできない。 ポケモンセンターがスタンド形式となり、ポケモンに乗ったまま立ち入ることができる。 フレンドリィショップや上記のわざマシンマシンも同じ施設で利用可能。またシナリオを攻略する度に商品のラインナップが充実される。 大量発生するポケモン 日替わり(本体時間)のランダムな4~8か所で、特定の野生ポケモンが大量発生していることがある。 有無と種類はマップで確認可能だが、未遭遇ポケモンの場合はマップに?マークが表示される。 候補となるのは野生でランダム出現する(図鑑で生息地不明になっていない)ポケモン。固定シンボルのみでしか出現しないポケモンは候補外になっている。 ただし、あちらのように特定の時間帯にしか出現しないポケモンが他の時間帯に出現することはない。 Ver.1.3.2までは、フラージェスやシャリタツなど姿違いが存在するポケモンは、アイコンで表示される姿にかかわらず特定の姿しか出現しないようになっていた(*17)が、Ver.2.0.1で必ずアイコンのフォルムで出現するように変更された。 大量発生中のポケモンを倒すか捕まえる数が多いほど、色違いの出現確率が上がる。ただし『アルセウス』と同様に一定数倒すか捕まえるかすると大量発生が終了する。 ポケモンを捕まえるのはもちろん、色違い厳選やおとしもの収集、基礎ポイント(いわゆる努力値)稼ぎ等に活用できる。 Ver.2.0.1以降からは期間限定で特定のポケモンの大量発生が起こる「イベント大量発生」が不定期に開催される。 ここで出現するポケモンは特定のあかし持ちや色違いが出現しやすく設定されている。何が出やすいかは各イベントごとにそれぞれ異なる。 メインメニューのトップ画面に従来のコマンド「ポケモン」(手持ち一覧の確認)に相当する内容が統合された。 Xボタンでメインメニューを開くと、メニューコマンドと手持ちポケモンの状態が同時に表示される。 ポケモンのわざの習得に関する様々な機能がメニューに集約された。 「わざ忘れ」「思い出し」がその場で行えるようになった。 わざマシンも、ポケモンのステータス画面から、そのポケモンに使用可能なマシンの候補だけから選んで直接使えるようになった。 思い出した技はPPが全回復した状態となるため、シナリオにおいてPPを無限に回復させることが可能となった。(*18) 設定に「わざ覚えスキップ」が新設された。 有効にすると、レベルアップでわざを覚える選択がスキップされる(スキップされたわざも、後から「思い出す」で習得可能)。 ふしぎなアメやけいけんアメで一気にレベルアップするときなどに有効にしておくことで時間の節約が可能。 後付けされる「あかし」の登場 『剣盾』で過去作の「リボン」に類似する要素として登場した「あかし」は野生で出現するポケモンが稀に持っているだけだった。 今作ではサイズが最大/最小のポケモンに付けられる「でっかいあかし/ちっちゃいあかし」、サンドウィッチや店の料理を食べたときに稀に付けられる「グルメなあかし」など、後からつけられるあかしが登場した。 一部道具の廃止 「おこう」が廃止された。これに伴い、過去作では一部ベイビィポケモン(ルリリ、ピンプクなど)はタマゴとして入手するためには親に「おこう」を持たせておく必要があったが、今作では親に何も持たずタマゴを産ませても自動でベイビィポケモンが生まれてくるようになった。 「プレート」が入手不能となった。これに伴い「せいれいプレート」が作中で入手困難となり、もちものによるフェアリーわざの火力上昇が困難となっている。 後に連携が解禁された『HOME』から幻のポケモン「アルセウス」を連れてくると、マリナードタウンの競りでプレートを手に入れることができるようになった。 その他、過去作でも廃止の経験のある一部アイテムが削除されている。 わざ・とくせい・天候・種族値の変更点 + 強すぎた要素の弱体化・仕様の変更など 「ねむる」「はねやすめ」など、自身のみを対象とした回復わざの基本PPが5に減少された。 「グラススライダー」の威力が70から55に低下した。 「ミストボール」「ラスターパージ」の威力が70から95に上昇した(*19)。 野生のポケモンに「トリック」「すりかえ」で道具を押し付けても戦闘終了後に元に戻るようになった。相手から奪った道具は戦闘終了時に自動的にバッグに移る(捕獲した場合はどちらもそのまま)。 野生のポケモンに「ほしがる」「どろぼう」を使って道具を奪った場合、奪った道具が自動的にバッグに入るようになった。「使用者が道具を持っているため奪えない」という状況がなくなっている。 「へんげんじざい」「リベロ」は場に出るごとに一回ずつしか発動しなくなった。 「シンクロ」「メロメロボディ」など一部特性からフィールドで発揮する効果が削除された。 一部既存ポケモンに特性の追加・変更がある。 エルレイドの特性に通常第2特性の「きれあじ」が追加された。 ダーテングの通常第2特性が「はやおき」から、本作の新特性である「かぜのり」に変更された。 エンペルトの隠れ特性が「まけんき」から「かちき」に変更された。 天候「あられ」が「ゆき」に差し替えられ、性質が変わった。 「あられ」にあった毎ターンのスリップダメージが無くなり、代わりにこおりタイプのポケモンのぼうぎょが上がるようになった。 クレセリア、ザシアン、ザマゼンタの一部の種族値が下げられた。さらにザシアン・ザマゼンタは一回のバトルにつき一度しかとくせいが発動しなくなった。 ザマゼンタは相性の良い「ボディプレス」など有用なわざを習得できるようになったため、種族値低下・特性弱体化込みでも『剣盾』よりは幾分待遇が改善されたといえる。 他にもウーラオス(いちげきのかた)の専用技「あんこくきょうだ」の威力が80から75に低下、レジエレキの専用特性「トランジスタ」の倍率が1.5倍から1.3倍に減少するなど、一部の既存ポケモンが弱体調整を受けている。 ボックスに預けているポケモンのIDを参照して当たりを判定するIDくじが廃止された。 過去作ではごく低確率とはいえマスターボールを量産できる要素だったのだが、代わりに『藍の円盤』のどうぐプリンターで運が良ければ複数入手可能になっている。 ダウンロードコンテンツ『ゼロの秘宝』 2023年2月27日の「Pokémon Presents 2023.2.27」にて、追加DLC『ゼロの秘宝』が発表された。『剣盾』のDLCと同様に、2つのストーリーが時期違いで配信される。 本作のDLCは前編と後編の2部構成となっており、それぞれのストーリー同士が地続きで繋がっているのが特徴。その関係で後編は本編と前編の両方をクリアすることが求められる。 2023年11月3日にはDLCを同梱したパッケージ版も発売された。 + Ver.2.0.1/前編『碧の仮面』 前編『 碧 (みどり)の仮面』 2023年9月13日に配信。アカデミーの「林間学校」のメンバーに選ばれた主人公が、パルデア地方から遠く離れた地「キタカミの里」を訪れ、この地に伝わる昔話で恐れられる伝説のポケモン「 オーガポン 」の伝承を紐解くストーリーが展開される。 キタカミの里は日本の片田舎を彷彿とさせる風景と趣が広がっており、洋風の都市が多かったパルデア地方とは全く印象が異なる。 DLC『ゼロの秘宝』を導入していれば、ゲーム本編の「宝探し」開始以降ならば本編最序盤からキタカミの里へ赴くこともできる。前作『剣盾』追加DLCの「ヨロイじま」同様に、本編クリアの有無によって、野生ポケモンやトレーナーの手持ちポケモンのレベルが変化する。 もっとも、強さが変動するのはシナリオ上必ず訪れるエリアの野生や一般トレーナーだけであり、キタカミマップ北東部やエンドコンテンツ的な強豪ポケモン、強豪トレーナーはクリア前でもハイレベルな強さのまま登場する。 キタカミ図鑑 『剣盾』の「ヨロイじま図鑑」「カンムリせつげん図鑑」と同様、キタカミの里に生息するポケモンを記録することが可能。新旧含めて全200匹。 完成させるとテラレイドバトルでテラピースの入手量が増える「きらめくおまもり」がもらえる。 伝説のポケモン「オーガポン」「イイネイヌ」「マシマシラ」「キチキギス」 オーガポンは『碧の仮面』のメインキャラクターを務めるポケモン。通常時はテラスタイプが草タイプで固定だが、持たせる仮面によってテラスタイプが変わるという変わった性質を持つ。シナリオ終盤で強制捕獲する。 イイネイヌ・マシマシラ・キチキギスはキタカミの里の昔話で英雄的扱いをされ、人々に「ともっこ」と呼ばれ慕われているポケモン。しかし昔話の真相が明らかになり、主人公らと一戦を交えることとなる。ともっこ達は『碧の仮面』シナリオクリア後に捕獲可能。 この4匹はいわゆる「準伝説」のくくりであり、ランクバトルに参加することが可能である。 出現・孵化ポケモンの仕様変更 キタカミの里はパルデア地方から見て海外という設定であり、パルデア地方ではNPCとの交換でしか手に入らなかった原種のウパー・ヌオーが野生ポケモンとして生息している。 またキタカミの里でリージョンフォームを持つポケモンからタマゴを作ると原種が生まれる。 撮影モードの機能追加 自撮りを行う際、『碧の仮面』のシナリオ序盤で入手できる「ロトりぼう」を使って少し遠くから撮影できるようになった。 撮影時に『金銀』のラジオBGMや戦闘BGMを流すことで、手持ちポケモンにアクションをとらせることができるようになった。 鬼退治フェス 『碧の仮面』のシナリオ中に解禁されるミニゲーム。解禁後はいつでもプレイ可能。 コライドン・ミライドンに乗ってフィールドに点在する風船を割り、出てくるきのみを制限時間内に一定量きのみ台に置くことでクリアを目指す。難易度は初級・中級・上級の3段階。 きのみを「きのみ台」に置くと、きのみを狙うポケモンたちがきのみ台に近づいてくる。クリアに支障が出るので早めに追い払う必要がある。 クリア報酬として、えいようドリンクに相当する各能力値の「もち」や基礎ポイントをすべてリセットできる「まっさらもち」、SVではこれまで入手機会がなかった「イバンのみ」などのレアなきのみを入手可能。 中級の初回クリア時は初登場となる「ようせいのハネ」(フェアリータイプの技を強化)、上級の初回クリア時は色違いのゴンベももらえる。 ローカル通信やオンラインで最大4人でのプレイが可能。オンラインは合言葉での募集のみ。 わざマシンの種類追加 既存のわざから30種類がわざマシンに追加された。今まで習得者がいなかったわざも含まれており、中には『剣盾』DLCの教え技の一部も含まれている。 レッツゴーでフィールドに出しているポケモンを一時停止させることが可能になった。これにより撮影モードで撮影しやすくなっている。 この機能はDLCを導入していないプレイヤーも利用可能。 + Ver.3.0.0/後編『藍の円盤』・『番外編』 後編『 藍 (あお)の円盤』 2023年12月14日に配信。アカデミーの「交換留学生」に選ばれた主人公が、イッシュ地方の海上にあるアカデミー姉妹校「ブルーベリー学園」へ赴き、学園内のポケモンバトルランキング「ブルベリーグ」の頂点を目指すストーリーが展開される。ストーリー後半に伝説のポケモン「 テラパゴス 」と遭遇することになる。 冒険の舞台となるのが巨大海中庭園「テラリウムドーム」。広大なエリアが4つに区切られており、多種多様な野生ポケモンが生息している。 本編クリア前でも『碧の仮面』を少し進めるだけでブルーベリー学園を訪れることは可能だが、『藍の円盤』ストーリーを進めるには本編ストーリークリアと『碧の仮面』のクリアが必須。トレーナー・野生ポケモンのレベルも最初から本編クリア前提のハイレベルな強さとなっている。例外的にテラレイドバトルのみ、本編同様バッジ数による難易度に依存する。 ブルーベリー図鑑 テラリウムドームに生息するポケモンが主に記録される図鑑。新旧含めて全240匹。 期間限定のテラレイドバトルで捕獲できる「ウネルミナモ」「テツノイサハ」と後述する「モモワロウ」もこちらに登録されるが、図鑑完成には不要。 過去作の御三家が全て野生出現することは大きな話題になった。ただし出現には後述する部活動を行う必要がある。 完成させると野生のポケモンが「あかし」を持っている確率が上がる「あかしのおまもり」がもらえる。 伝説のポケモン「テラパゴス」 シナリオ終盤で遭遇することになる伝説のポケモンで、テラスタルの起源と関わりがあるとされる。シナリオ終盤で強制捕獲する。 こちらもオーガポンと同様、テラスタル時に特別な仕様が存在する。 第三世代以来お馴染みとなっている第三の禁止級伝説であり、ランクバトルには参加できない。 パッケージポケモンのコライドン・ミライドンとの関わりは不明だが、レックウザやジガルデのように両ポケモンのとくせいに対するメタとなるとくせいを持つ。また、このポジションとしては初めてとなるドラゴンタイプを一切持たないポケモンとなった。 出現・孵化ポケモンの仕様変更 前述したとおりブルーベリー学園はイッシュ地方に存在しており、当然パルデアから見ると海外である。 原種のケンタロスが野生として出現するほか、リージョンフォームを持つポケモンからタマゴを作ると原種が生まれる。 なおテラリウムドーム内ではアローラナッシーが野生出現するものの、出現場所を含む学園内でタマタマを進化させても必ず原種ナッシーになる。同様にピカチュウを進化させても必ず原種ライチュウになる(アローラライチュウは野生でも出現しない)。 ダブルバトルの推進 ブルーベリー学園ではダブルバトルが主流であり、すべてのトレーナー戦でダブルバトルが展開される。 一般トレーナーでもダブル向けの技を覚えていたり、ボストレーナーは対人戦でも通用する強烈なコンボを駆使するなど、歯ごたえのあるバトルを味わえる。 後述のリーグ部で呼び出せるパルデアからのゲスト「特別講師」は、元々ダブルバトル専門であるライムを除いて従来通りシングルバトルで戦う。 ブルレク 正式名称は「ブルーベリー・スペシャル・レクリエーション」。 テラリウムドーム内で「特定のポケモンを捕まえる」「特定のポケモンをカメラ機能を使って撮影する」「おまかせバトルで○○体倒す」等のミッションをクリアすることで、学園内通貨「BP」(ブルーベリーポイント)が貰える。BPはリーグ部活動や購買部での買い物で使える。 通常ミッションを10回クリアすると、より多くのBPがもらえる「ボーナスミッション」が出現。ユニオンサークル中はボーナスミッションを3回クリアすることで、さらに多くのBPがもらえる「サークルミッション」が出現する。 一人プレイでも遊べるが、マルチプレイなら他プレイヤーが達成したミッションでもBPをもらえるため、より効率よく稼げるようになっている。 リーグ部 ブルーベリー学園における学園生活の拠点となる部室。 BPを消費することで、ボールの投げ方の変更、部室のカスタマイズなどの部活動が可能。御三家ポケモンの野生出現解禁もここで行えるが、大量のBPが要求される。 『藍の円盤』のメインシナリオクリア後は、BPを消費してパルデア地方からジムリーダーやアカデミーの教師陣などのゲストトレーナーをリーグ部に招く、「特別講師招待」が可能になる。さらに部室内のブルベリーグ四天王や特別講師と勝負や会話などの交流もできる。特定のキャラの組み合わせによる特別なやり取りも存在する。 複数回招待し親睦を深めた特別講師は、特別なリボンを持ったポケモンとの交換を申し込んでくる。こちらが出すポケモンは親が自分で伝説・幻・色違い以外なら何でも喜んで受け取ってくれるので、キャラに合うポケモンを選ぶもよし、推しポケモンを布教するもよし、推しトレーナーにカジッチュを送るもよしである。 招待可能な特別講師トレーナーは、アカデミーでの絆イベント完遂や、特別講師との交換を一定回数こなすことで新たに解放されていく。 どうぐプリンター BPを援助することでリーグ部に導入される、ポケモンの落とし物とBPを消費してアイテムをランダム生成する機械。 機能を強化していくと、ガンテツボールやマスターボールなどのレアなボールが入手可能なチャンスタイムが稀に発生するようになる。 シンクロマシン 本編作品初となる、自身のポケモンをフィールド上で自由自在に動かせる機能。攻略には一切関係しないお遊び要素となっている。 自身のポケモンにシンクロしている時は野生ポケモンに触れるだけで自動でおまかせバトルを行ってくれる(ただし、レッツゴーとは異なり色違いのポケモンも倒してしまう)。 ポケモンの中には歩行以外にも飛行や潜水が可能なものもおり、ボタン1つで歩行と飛行の切り替えが可能。 泳げないポケモンで川や海などの水辺に入ろうとすると強制的に解除される。 試作品ということもあってか、「シンクロマシンが使えるのはテラリウムドーム内のみ」という制約がある。 わざマシンの種類追加 新たに28種類が追加。既存の技のみだった『碧の仮面』と異なり、今回は完全新規の技もいくつか収録されている。 新たなライド技「ひこう」 コライドン/ミライドンが「かっくう」からの切り替えで、高度を自由に変えながら移動可能になる。「ひこう」→「かっくう」の切り替えも可能。 ただし「かっくう」と比べてかなり横方向に曲がりにくくUターンが困難なので、「かっくう」の需要がなくなるわけではない。 上昇/下降はLスティックで行え、デフォルトでは上に倒すと上昇、下に倒すと下降になる。この割り当ては設定で逆にできる。 ストーリー中は下記のミニゲームで一時的に解禁されるだけだが、『藍の円盤』のメインシナリオクリア後に条件を満たすと通常移動時でも使用可能になる。 「ひこう」解禁後の地味な変更点として「かっくう」の時間制限がなくなり、着地するまで維持できるようになる。さらに「かっくう」を解除してから再び「かっくう」が可能になるまでのクールタイムがなくなり、即座に「かっくう」ができるようになる。 なお、鬼退治フェスの最中は一時的に使用不能になる。 ミニゲーム「そらとぶタイムアタック」 読んで字のごとく、コライドン/ミライドンに乗って「ひこう」を維持した状態で、制限時間までにゴールへ向かう。「かっくう」への切り替えはできない。 コイルやレアコイルが形成するリングの中をくぐると残りタイムが上昇する。 ブルベリーグ四天王ネリネとの対戦条件となっているため、一度は必ずプレイすることになる。この手のミニゲームが苦手な人がいることを考慮してか、何度か失敗しても対戦条件は満たせるようになっている。 ネリネ撃破後は任意で挑戦することも可能で、この場合はクリア後にBPをもらえる。難易度は4段階。 新たなテラスタイプ「ステラ」 既存のテラスタイプと異なり、タイプ相性は変わらない代わりに全てのタイプの威力が上がる。 ただし、元のタイプと不一致の技の倍率は従来の1.5倍から1.2倍に大きく減少。また、一つのタイプごとに一度ずつしか上がらない。 テラバーストは「威力100、攻撃後にこうげきととくこうが1段階下がる」と独自の性能に変化。攻撃タイプもステラとなり、どのタイプにも通常の相性、相手がテラスタルしている場合は抜群でダメージが与えられる。 ストーリー終盤やクリア後のテラリウムドームにはステラのテラスタルポケモンが出現し、テラピースステラを10個ドロップする。ドーム内には各エリアに3体ずつ出現し、こちらは捕獲が可能。さらに日数経過で復活もする。 なお、ステラのテラスタルポケモンは復活の際、場所ごとに決められた4,5体の中からランダムで1体が出現する、従来のテラスタルポケモンとは違った特徴を持つ。 おやつおやじ 『藍の円盤』クリア後に登場するイベントNPC。 ブルレクの通算クリア回数に応じて、過去作の伝説のポケモンにまつわる情報と、そのポケモンの出現フラグとなる「おやつ」が貰える。過去作の「マボロシのばしょ」「ウルトラワープライド」「ダイマックスアドベンチャー」に相当する要素。 おやつに対応する伝説ポケモンは全25種登場し、その内12種はサークルミッションをクリアする必要がある。 もらえるおやつにバージョン限定のものはないが、通常のミッションとサークルミッションでもらえるおやつはそれぞれ異なり、どちらで何をもらえるかはバージョンによって異なる。また、もらえる順番は決まっていない。 その他 特定の条件を満たすと幻のポケモン「メロエッタ」が出現し、バトルして捕獲できるようになった。 『藍の円盤』クリア後は学校最強大会の参加者が全員強化され、多くは手持ちも変化する。このため、クリア前まで有効だったLv100ニンフィア単騎による突破はほぼ不可能になった。 『番外編』 2024年1月11日にふしぎなおくりもので配信された「まぼろしモモン」を受け取り、本編クリア後シナリオとDLC前後編のシナリオをすべてクリアしていると『番外編』が遊べるようになる。なおまぼろしモモンの受け取り期限はない。 ネモ・ペパー・ボタンとともにキタカミの里を訪れ、スグリやゼイユと再会するが、幻のポケモン「 モモワロウ 」が引き起こすとんでもない事件に巻き込まれるというおまけエピソード。シナリオ自体は短く、1~2時間程度でクリア可能。 幻のポケモン「モモワロウ」 オーガポンと因縁を持ち、ともっこの親玉とされるポケモン。シナリオの終盤でモモワロウとバトルし、必ず捕獲することになる。キタカミの里で捕まえることになるが、前述の通りブルーベリー図鑑の243番として登録される。 モモワロウとのバトル時にオーガポンやともっこを繰り出すと特殊セリフが表示される。 本作初のマルチバトル ストーリー中に何度かポケモンバトルがあるが、そのほとんどはスグリとタッグを組んでのマルチバトルとなる。 NPCと組んでのバトル自体は本編中にも何度かあるが、相手もタッグを組んでのマルチバトルはこの機会のみ。 リーグ部に出てくるキャラクターの追加 『番外編』クリア後はリーグ部にスグリとゼイユがたまに顔を出すようになり、特別講師としてネモ・ペパー・ボタンを呼び出せるようになる。後者は呼び出しても「特別講師」という言葉に触れられず、もはや特権の乱用である。 もちろん上記5人とはバトルが可能で、仲良くなるとポケモン交換イベントも発生する。彼ら5人同士のほか、彼らやブルベリーグ四天王、既存のゲストらの間にも特別なやり取りが追加されている。 その他 『番外編』クリア後は、学校最強大会の参加者のうちネモ・ペパー・ボタンの手持ちがさらに強化される。 評価点 起伏に富んだ旅路 本作の特徴である3本のシナリオはいずれも魅力的なキャラクターたちに彩られている。学校でのいじめ、家族のすれ違いなど大なり小なり誰もが身近に感じる話題を取り上げるなど、歴代でも屈指の内容と評価は高い。 『BW』以降の作品ではシナリオ面で賛否が割れる点が見られる場合が多かったのだが、本作では各シナリオに登場するキャラクターが過不足なく描写されており、「多く登場させたキャラクターの背景や心情がいまいち分からない」という問題点が上手く解消されている。 シナリオも従来のポケモンの旅だけでなく、マンネリ化を打破させる新たな楽しみが生まれた。 「チャンピオンロード」においてシリーズの伝統であるジムでのシンプルなバトルを踏襲しつつ、「レジェンドルート」では『SM』のぬしポケモンを彷彿とさせる超大型ポケモンとのバトル、「スターダスト☆ストリート」では大勢の相手と戦う無双系バトルに加えて大トリで専用個体とのバトルとそれぞれ異なったシチュエーションが楽しめる。 『SM』『剣盾』などでは終盤の展開の尻すぼみ感や説明不足が指摘されていたが、本作ではシナリオが分割されたことや明確な最終章を設けて終盤を盛り上げる工夫がなされたこともあり、最後までそういった不満が軽減されているといえる。 また、パッケージを飾る伝説のポケモンが必ず主人公と旅をするのは今回が初。 過去シリーズではシナリオ上そこまで出番が多くなかった伝説のポケモンだが、本作では主人公の乗り物として活躍するのみならず、シナリオでも主人公と共に存在をアピールしてくれる。 後述するようにモーションも作り込まれており、「パッケージを飾る割に影が薄い」と言われがちだった存在から一転。これまでのミステリアスさよりは愛らしさが強調されている意外性もあって、愛着が湧きやすくなっている。 学校での授業や、それに伴うアカデミー関係者たちとの触れ合いも大きな見どころ。 教師たちはいずれも非常に強い個性を有しており、彼らの生徒やポケモンたちに対する愛情をうかがい知れるほか、パルデアという謎多き大地への興味をさらに煽るシナリオの流れなど、いずれも高い評価を受けている。 ネタバレになってしまうので深い言及は避けるが、最終章は、育んできた絆が最大限に反映されるイベントの数々や、パルデア地方に眠る謎が紐解かれる展開から、非常に評価が高い。 一部キャラクターとはクリア後も交流可能で、スター団ボスとは1日1回再戦可能な他、カチこみも再度挑戦可能。 それ以外のアカデミー関係者も「学校最強大会」でランダムだが再戦可能。本編中では戦えなかった教師陣との戦闘も可能になる。 オープンワールド化により、今回旅するパルデア地方は広大に。 屋外フィールドは過去作の「道路」ではなく「エリア」という区分になった。1エリアごとの広さは中々のもの。 入り組んだ地形、レアなポケモンやアイテムなど探索要素も多く用意されており、旅の楽しさは十分に味わうことができる。 『剣盾』と同じく初期のポケモン総数は400体。収集要素としては十分大きなボリュームとなっており、寄り道なども満喫していればクリアするだけでも相当量のプレイ時間となるだろう。 直近の『SM』『剣盾』においては「ダンジョンの簡略化などの要因により探索の楽しみが少ない」という意見が散見されたが、今作のオープンワールド化の結果として改善された形となり、冒険を楽しむというRPGらしい要素が復活したともいえる。 より生き生きと作り込まれたポケモンたちの生態 過去作ではテクスチャだった目や口といった表情もしっかり描画されるようになるなど、各ポケモンのモデリングは『アルセウス』の路線を引き継ぎ改良されており、より表情が細やかになった。 アニメ調だった過去作と比べて、毛並みや鱗などの質感が『ポッ拳』や『New ポケモンスナップ』などのようにやや写実的なタッチに描き込まれるようになった。もちろん、それらの作品と同じくポケモンのイメージは維持しながら生物としての存在感が感じられる質感になっている。 リザードンやミュウツー、バクフーン(*20)などは3Dモデル自体に修正が入っており、顔立ちや体形などが目に見えて変わっている。 バトル時の待機モーションにも変更が施されており、例を挙げるとリザードンやトロピウスが地面に足をつけるようになったり、『XY』以降は宙吊りのようだったボーマンダが羽を羽ばたかせるなど、一部に改善が見られている。 中には待機モーションが2種類あるポケモンもいて、上述のリザードンには飛行状態のモーションも用意されている。 『碧の仮面』で復帰したオオタチはモデリングやモーションの愛らしさがより強調され、復帰以後は何度かX(旧Twitter)でトレンド入りするほど爆発的に人気を獲得した。 余談だが、ポケモン公式も復帰以降妙にオオタチを推している節がある(2024年のバレンタインにおけるXのポストなど)。 『藍の円盤』で復帰したカメックスは3Dモデルの修正で力強さや甲羅の質感が増しただけでなく、ハイドロポンプ・ハイドロカノン使用時の専用モーションが復活し、口からではなく背中の一対の大砲から水流が放たれるようになった。『バトレボ』以来約17年ぶりであり、ファンは歓喜した。 『アルセウス』に引き続きシンボルエンカウントが採用されており、野生のポケモンが群れで暮らしている様子などが作り込まれている。 雨が降ると大慌てで走り回るウソッキー、豪雨になると風で飛ばされるプリンやワタッコなど、ポケモンによっては特殊な動きも見られる。 ポケモン単体のみならず、敵対関係にあるザングースとハブネークのように他のポケモンと遭遇した際の特殊な動きもある。 メタモンやゾロアは他のポケモンに姿を変えた状態で出現するため、見るだけでは判別がつきにくい。ただし、動きについては変身しても変わらないため、化けているポケモンの姿によっては一目瞭然だったりする(*21)。ロックオンすると化けたポケモンの名前ではなくメタモン/ゾロアの名前が表示されるため、そこでも判別可能。 「レッツゴー」では地上だけではなく水上でもポケモンを繰り出せるため、浮遊できない全てのポケモンに「泳げるか泳げないか」が設定されている。泳げるポケモンは泳ぎのモーションなどが実装され、泳げないポケモンはモンスターボール柄のフロートに乗った状態になる。 立ち泳ぎをするピカチュウなど、意外なポケモンがすいすいと泳ぐ姿は話題を呼んだ。 普段は地に足をつけているが飛行可能なガブリアスなど、特殊なモーションも一部で見られる。 相棒となるコライドン/ミライドンも、待機中のモーションやスティックを高速回転させると嫌がる姿を始め、イベントシーンでのかわいらしい表情も好評。クリア後には愛着が湧いたという意見も。 もちろんかわいいだけではなく、バトルフォルムではカッコいい姿も見せてくれる。 ポケモンの基本を学べる学校の授業 ストーリーの進行には関係しない寄り道要素という形になるが、本作の主人公は「オレンジアカデミー(スカーレット)」/「グレープアカデミー(バイオレット)」の学生ということで、学校の授業を受けることができる。 授業の内容は「ポケモンのタマゴ」や「ポケモンのわざの物理/特殊区分」のようなシリーズでもおなじみとなる知識や、「レッツゴー」や「ピクニック」などの本作初出のシステムのほか、パルデア地方の歴史や景観といった本作の世界観などについて学べる。 中には「能力のランク補正の倍率」や「わざが急所に当たる確率」など、従来ではゲーム中での詳しい説明がなかった知識までも教えてくれる。 授業をある程度進めると、教師との絆を深めるイベントが校内で発生する。 これを進めることで、ここでしか入手手段のないポケモンやアイテムを受け取れる他に、伝説のポケモンの在り処のヒントを聞ける。 ポケモン初心者にとって分かりやすいチュートリアルの側面を持っている他に、シリーズ経験者にも新システムの解説・絆を深めるイベントの報酬といった側面があるため、受講する価値がある。 ちなみに『アルセウス』に登場したラベン博士やモンスターボールが歴史の教室の黒板に表示されるなど、一部授業にて過去キャラや設定も登場する。 更に便利になった育成システム ポケモンの基礎ポイントを上げる「えいようドリンク」(*22)のほか、すごいとっくんに必要な「ぎんのおうかん」、さらには性格による能力の上昇補正を変動させる「ミント」といった各種育成アイテムが現金で購入可能となった。 従来はBPとの引き換えが主な入手手段だった、ポケモンに持たせる戦闘用アイテムの多くも同様である。 ちなみに、こだわり系アイテムの中では「こだわりスカーフ」のみエンディング前に入手可能となっている。交代制のシナリオと相性のいいアイテムであるため、シナリオ攻略の面でも便利になっている。 過去作ではレベル100のポケモンにしか行えなかった「すごいとっくん」もレベル50から行えるようになった。 『剣盾』から可能になった後天的にタマゴわざを遺伝する「横遺伝」だが、今作で登場したアイテム「ものまねハーブ」を持たせることにより、タマゴグループに関係なくあらゆるポケモンから覚えさせることができるようになった。 この仕様追加により、♂しかいないケンタロスや性別不明のコイルなどのポケモンにも一部タマゴわざが追加された(*23)。 わざの習得に関するメニュー機能が1カ所に集約され、わざマシンに関する機能も充実し、わざの習得や管理における利便性が向上した。 ある程度改善されたレイドバトル レイドボスに対する味方ポケモン4体の攻撃動作が並行処理されるようになり、「他人のわざモーションの間何もせず見ていなければならない」という欠点が解消。レイドバトルのテンポは向上している。 「レイドボスの体力が一定値減るとダメージを軽減するシールドを張り始める」という点は引き続きだが、上手くバフ・デバフを重ねることで、これを無視して倒してしまう事も可能になった。 また「シールドはこちらからの攻撃回数により破壊される」という仕様から変更。単にダメージを減算するだけのものとなり、テラスタルを使うか強引にこちらの火力を上げる事で破壊が容易になった。 『剣盾』では切り札にあたる「ダイマックス」は参加者4人中1人しか使う事ができなかったが、テラスタルは4人それぞれ使用可能。 このため『剣盾』のような無為な譲り合いや、使用タイミングの誤りによるレイド失敗、といった事態が減少している。 『剣盾』のマックスレイドバトルは「ソロだと味方NPCが無能」「マルチだと参加者が確定で捕獲できない」という問題点があったが、どちらも改善されている。 味方NPCはこちらのストーリー進行度に応じて強化され、大半はフルアタ型、もしくは扱いやすいような変化わざを1つだけ持つポケモンとなっている。 NPCのポケモンが倒された時のペナルティが無くなり、少なくとも「何の役にも立たない」「足を引っ張る」ということはほとんどなくなっている(*24)。 レイドバトルの参加者も確定で捕獲ができるようになった。さらに今作では一日にマップ出現するレイドバトルの数が有限であるため、参加することに大きなメリットが生まれている。 レイド募集メニューが個別に作られ、『剣盾』のような「他の情報でレイドの情報が流されてしまう」という問題が解消された。 特定のポケモンが出現しやすくなるイベントレイドが時折開催されることもあるが、『剣盾』が通常レイドとイベントレイドの巣穴が共有されていたのに対して、本作ではイベントレイドの結晶が通常レイドのものと別枠で設けられるようになった。 イベント対象の結晶はフィールド上やマップ画面で専用のエフェクトがかかっているので、見分けるのは容易。 進化したキャラクタークリエイト 本作のキャラクタークリエイトは従来通りの「髪型」や「目の色」に加えて、「口の形」や「まつ毛」「アイメイク」といった、顔の印象が大きく変わる項目も変更可能になり、より自分らしい主人公を作成できるようになった。 さらに、これらは冒険中にも着せ替えメニューからいつでも変更できる。 ただし過去作同様、肌の色など先天的な特徴であろう一部項目はゲーム開始時に選択したものから変更不可。 一方で服装に関しては大きく制限されてしまっている。この点は問題点の項を参照。 着せ替えは男女共用、アイテムや髪型を自由にコーディネート可能になり、『XY』『SM』『剣盾』で指摘された男女におけるキャラクターメイキングの格差もなくなった。 良質なBGMの数々 今作の楽曲は歴代ポケモンBGMの伝統から逸脱し、オープンワールドであることを合わせ、各エリアのBGMをベースにして野生遭遇時やライドポケモンに乗った時など状況に応じてアレンジしている。 ただしトレーナー戦闘BGMや大きな町のBGMなど従来通りのBGMも存在している。 また、シナリオが複数に分かれることもあって、一部はこれまでにないタイプの楽曲も存在する。特に「スターダスト☆ストリート」最終戦のBGMは過去に類を見ないガバキックを多用したハードコアテクノとなっており「音ゲーの楽曲かと思った」と言う感想も見られた。 最終章のBGMは、フィールド、バトル共に非常に評価が高い。異世界と言われても遜色のない無機質な旋律が、進むにつれて熱い展開に昇華される様子がありありと表現されている。 『剣盾』に引き続き、『UNDERTALE』で有名なトビー・フォックス氏がゲスト参加している。 前回は1曲のみの提供であったが、今回はテラレイドバトルのBGMをはじめとして数曲提供しており、中には他の作曲家との共同制作も含まれている。いずれも重要な場面で使われており、多大な好評を得た。 アイテム 対戦で有益な道具が多数追加され、環境に一石を投じた。 代表例は特性「りんぷん」と同じく相手のわざの追加効果を無効化する「おんみつマント」、相手の能力変化をコピーする「ものまねハーブ」など。 「とくせいパッチ」で隠れ特性から通常特性への変更も可能となった。 ポケモン図鑑で捕まえた数に応じて報酬が手に入るようになった。 中には市販されていない「ウルトラボール」等の特殊なボールの報酬もあるため、作成の過程でも報酬を得られることで図鑑完成のモチベーションにも繋がった。 ただし、いわゆる「ガンテツボール」のうち何故か「ラブラブボール」だけは報酬に含まれていない。一応、確率は低いが競りや学校最強大会で入手は可能。 「きあいのタスキ」や「だっしゅつボタン」など、戦闘中に一度しか効果を発揮しない道具は、通信対戦以外でもバトル終了後に元に戻るようになった(*25)。 このため、シナリオ攻略でも使いやすくなった。ただし「役目を終え なくなってしまった」というメッセージはそのままなので少々紛らわしい。 なお、元に戻るのは道具だけであり、きのみは消費すると戻らない。食べているのだから当然と言えば当然である。 その他 スクリーンショットを行う際、自撮り風に主人公やフィールド上のポケモンを撮影することもできるようになった。 撮った写真をプロフィールの画像やトレーナーアイコンに設定できるため、ここでもプレイヤーの個性を出せるようになっている。 親切な仕様 この手のゲームにありがちな地形にハマって動けなくなる現象は本作でも発生し得るのだが、本作の場合、ハマってから少し経つと画面が暗転し、付近に強制移動するようになっており、詰むことがない。 「スターダスト☆ストリート」のラスボスとは夜に戦うことになるのだが、夜以外にバトル場に行った場合は強制的に夜になるため、ストーリーの進行が止まらずに済む。 地中に逃げたり、強風で吹き飛ばされるなどして捕獲できなくなる可能性のあるポケモンが存在するが、色違いのポケモンはこれらの行動や習性の影響を受けずフィールドに残り続ける。 『アルセウス』だと逃げ出すポケモンは色違いでも容赦なく逃げ出して消えてしまうため、涙を呑んだプレイヤーも少なくなかった。本作ではこうした事故が無くなったので、落ち着いて捕獲に臨めるようになった。 画面内に出現するポケモンの数は通常15体までなのだが、色違いのポケモンや固定シンボルのポケモンはこの数に含まれない。故に画面内に16体以上ポケモンが出現している場合、その中に色違いが混じっている可能性が高い。 体が小さかったり変化の少ない色違いポケモンは目視での判断が困難であるため、この仕様は地味にありがたいものである。 捕獲済みのポケモンを捕獲する場合、捕獲成功時は必ず捕獲クリティカルの演出が出るようになった。 揺れる回数が減る分、若干の時間短縮になるため、地味ながらありがたい。 DLC『碧の仮面』の評価点 + +を押して展開 シナリオ・キャラクター面 昔話では恐ろしい鬼として伝承されているオーガポンだが、実態は愛らしい外見とさみしがり屋で人懐こい性格であることが判明し、庇護欲を掻き立てられたトレーナーは多い。 ただ、主人公には無条件で懐いた一方で、オーガポンのために動いてくれたスグリには一切懐く素振りを見せなかった展開は疑問視するプレイヤーもいる。 バトル面でも専用の仕様と合わせて非常に強力で、解禁以降ランクバトルのトップメタに上り詰めている。 『碧の仮面』で初登場となるスグリとゼイユの姉弟も物語を大いに賑わせてくれる。 スグリはその顔立ちや出会った当初の純朴なやり取りなどから女性ファンを獲得しており、前述のオオタチを手持ちに入れていたこともあってセットのファンアートも多数描かれている。カミッチュ涙目。途中からある出来事がきっかけで不穏な空気を見せるようになるが…… ゼイユは初対面の印象こそ悪いが、主人公との対戦時に攻撃を急所に当てられるとメタ的なセリフを吐いたり、ともっことの戦いで切れのある悪口を叩きつけるなどネタ方面で人気が出た。 育成・対戦面 鬼退治フェスで入手可能な「まっさらもち」により基礎ポイントのリセットが可能になり、育成のやり直しがしやすくなった。 プレート以外でフェアリータイプの技を強化できるアイテムがようやく登場した。 「タイプが追加された『XY』の時点で出すべきだった」という厳しい意見もあるものの、タイプ格差が解消された点は大きい。 DLCで復活した一部のわざについては、習得ポケモンが調整された。 『BDSP』と同様に「どくどく」の習得者が大幅減少し、「ねっとう」がドヒドイデなどから没収され、「グラススライダー」はキノガッサが覚えられない(*26)などの点は、対戦ガチ勢から称賛や安堵の声が聞かれた。 パルデア図鑑に登録されるがテラレイド以外で野生出現しなかったポケモンの一部がキタカミの里で野生出現する。 通信交換が必要なゲンガー、進化方法が面倒なコノヨザル・ドドゲザンなどは出現率が非常に低いものの、直接捕獲可能になったのは朗報。特にコノヨザルは食事パワーで容易に出会いやすくなり、テラスタイプゴーストの個体をピースの消費なしに用意できるため、プレイヤーからは好評。 上記以外にもパルデアでは希少なポケモンの一部が入手しやすくなった。 特にテブリムは後述のようにパルデアでの出現がほとんど報告されていないため、手軽に入手可能になったのは大きい。 DLC『藍の円盤』の評価点 + +を押して展開 シナリオ・キャラクター面 メインキャラとなるブルベリーグ四天王は全員個性的。特にフェアリー使いで『BW』『BW2』のヤーコンの実娘(*27)のタロは少々あざとさも感じるが非常にかわいいと人気を博した。 育成・対戦面 『碧の仮面』に引き続き、パルデアでは希少だったポケモンが野生で出現するようになった。 通信交換が必要なハッサム、本作では進化できないバサギリ、進化方法が面倒なベラカスなどが新たに野生出現する。 中でもリージョンフォームのポケモンは他地方に野生出現した例が本編作品にはなかったため、非常に革新的。さすがに全てが網羅されているわけではないが、入手しにくいこれらのポケモンが手軽に入手可能になったのは大きいと言える。 ニャース(アローラのすがた)は野生では出現しないものの、新たにゲーム内交換で入手が可能。他にもヤドン(ガラルのすがた)の進化に必要なアイテムも新たに入手可能となった。 また、今まで本作では進化できなかったハリーセン(ヒスイのすがた)だが、ブルーベリー図鑑に登録されたことに伴い本作でも進化可能になった。進化条件も『アルセウス』のような面倒なものではなくなっているため、手軽に進化させることができる。 その他、パルデアでは出現エリアが非常に狭かったゴチム、大量発生が起こるようになって色違いが狙いやすくなったケイコウオ・ネオラントなどがいる。 幻のポケモン「メロエッタ」が通常プレイで入手可能になった。 色違いは出ないものの、他のポケモンと同様に好きなニックネームを付けられたり好きなボールに入れたりできるようになったのは大きい。 なお出現条件は『BW2』でのメロエッタに関するセリフが元となっており、ファンサービスとなっている。 追加された技マシンは復帰技・新規技ともに強力な技が多く、戦術の幅が広がった。 復帰技は「ねっさのだいち」「エレキネット」「ワイドフォース」など、それまで習得者が少ないか全くいない有用な技が多数追加された。 新技では一般的な電気タイプの物理技の最大威力を更新したが失敗時の反動も大きい「サンダーダイブ」、そこそこダメージを与えつつ相手の回復行動をしばらく封じる「サイコノイズ」(*28)、先制技を選択した相手を怯ませるがそれ以外の技に対しては無効な「はやてがえし」など、多少癖はあるが個性的な技が多い。 その他 BGM ブルーベリー学園では『BW』のアレンジBGMが使われる部分がある。電子音を強調したアレンジになっている。 過去作の伝説のポケモンは各ポケモンに合わせた過去作のBGMが流用されている。 エンテイ・スイクン・ライコウのBGMとゼクロム・レシラム・キュレムのBGMはちゃんと個別のBGMになっている。マルチ前提だがルギアとホウオウのBGMの両立も可能になり、『ORAS』『USUM』で指摘された点が改善された。 リーグ部でジムリーダーや四天王らと気軽に交流したり再戦することが可能になったのは、ファンにとっては嬉しい要素。 単純に触れ合える機会が増えるだけでなく、キャラクターの設定をより深く知ったり、意外なキャラ同士の会話を楽しむことも可能。 シナリオ上では聞く機会が限られていた専用戦闘BGMも何度も堪能できるようになる。 一部キャラとの会話ではイッシュ地方のジムリーダーやダンジョンに関する話を聞けるファンサービスもある。 シナリオクリア後に解禁されるライドポケモンの「ひこう」によって、よりスムーズな移動と自由な探索が行えるようになった。 「かっくう」の持続時間に関する制限がなくなるのも大きい。 空中はエンカウントの心配もないため、ナッペ山北東部などのアクセスの悪い区域にも非常に行きやすくなった。 シナリオクリア後はテラスタルオーブのチャージが不要となる。 テラスタル使用後は基本的にポケモンセンターなどでチャージしなければ再使用できなかったが、その手間がなくなるのは地味ながら嬉しい仕様。 一度の戦闘で一回しか使えないのは変わらず、テラレイドでは引き続きチャージが必要となる。 DLC『番外編』の評価点 + +を押して展開 シナリオ面 シナリオは「キタカミの里の住民や主人公の友人たちがモモワロウによって洗脳され、主人公とスグリに襲い掛かってくる」というホラー映画のような内容になっているが、洗脳された人たちの激しい動きやセリフが非常にコミカルで、プレイヤーの笑いを誘った。 その他 クリア後にリーグ部でネモ・ペパー・ボタン・スグリ・ゼイユと交流できるようになった点は、配信前から多くのプレイヤーに望まれていたこともあって非常に好評。 特にスグリについてはオオタチなどシナリオ上でスタメンから外したポケモンについて好意的に言及するなど、ファンの溜飲を下げている。 賛否両論点 オープンワールド化による自由度の上昇 ゲーム序盤からほとんどのエリアに行くことが可能である。しかし進行ルート次第では攻略難度のかけ離れたエリアや敵に突然出くわす可能性も当然ある。 過去作では概ね進行順が決まっていた本シリーズが、進行順をある程度自由に選択できるオープンワールド制となった事で、好みが分かれる可能性は十分にあるだろう。 移動の自由度が高い割には敵のレベルが固定であるなど、攻略の不自由さを感じる部分もあるが、これらもやむを得ない造りだろう。 仮に「こちらに合わせて敵のレベルが変動するシステム」を導入した場合、ゲーム全編を通した難易度の上昇などが予想されるため、一長一短と言える。 レベル固定制については考え方を変えれば、「早期に難易度の高いエリアの攻略を目指す」「レベルの高い野生ポケモンを捕まえて/倒して攻略に役立てる」など、プレイヤーによる工夫の余地を残しているとも言える。 ゲームバランス 『剣盾』と同じく初期ポケモンの総数が400体であることもあり、対戦バランスはシリーズ内でも整っている部類と言える。 新御三家も極端に強すぎない範囲で活躍できる調整が施されている等、新規ポケモンのバランス調整も概ね良好。 また、バランス調整のためヌケニンがリストラされたり(*29)、以前は猛威を振るった「へんげんじざい」「リベロ」といった特性が弱くなりすぎない程度に程よく弱体化されている等、適切な調整も多い。 特にダブルバトルは各ポケモンの豊富な活用法もあって、歴代一と言って良いほどに安定した環境となっている。 反面、下記テラスタルと極端に相性の良いカイリュー(隠れ特性)が猛威を振るっている、過去作でも強キャラだったミミッキュが相変わらず強い(*30)など、うまく調整しきれていない部分もやはり存在する。 ただし今のところシーズンごとにランクバトルの環境は変化しており、使用率も定期的に入れ替わったりしているためシングル、ダブルごとに強ポケモンは存在するが環境は停滞していない現状である。 HOMEの解禁から約一か月後にHOMEから送ることが可能なパルデア図鑑外のポケモン達が一部を除いてランクバトルで解禁されたが、そのほとんどが現時点では本作で入手できないポケモンばかりとなっている。 特に一つのデータにつき基本的に一匹の伝説のポケモンは交換による入手が望みにくいため、過去作をプレイしていない人には入手しにくい。その中には過去作でも使用率が高く、テラスタルとの相性もいいクレセリアやランドロスなどの強豪も含まれているため、持っている人とそうでない人で格差が生じる不平等な環境となっているのは否めない。 『藍の円盤』クリアで過去作の伝説が入手できる機会があるが、その全てが出るわけではない。例えば上で挙げたクレセリアやランドロスは『藍の円盤』クリア後でも入手機会がない。 続投したポケモンは『剣盾』に引き続き習得わざが調整されている。 + 変更点の一部 同タイプの中ではイマイチパッとしない性能だった「フローゼル」は高威力の一致物理わざ「ウェーブタックル」を習得。とくせい「すいすい」を持つポケモンで唯一の習得者であるため、大きな個性を得た。 その代わりに有用な変化わざである「すりかえ」は覚えられなくなった。 HOMEが解禁された現在では火力がより高い「イダイトウ」がいるが、素のすばやさで大きく勝るため、没個性にはなっていない。 かくとうタイプながら『剣盾』までは「インファイト」を覚えられなかった「ドクロッグ」は『アルセウス』での新規習得が反映され、今作でも覚えられるようになった。 『剣盾』で習得者が少なすぎると言われた「チャージビーム」は再びわざマシンに収録。でんきタイプを中心に習得者が大幅に増えた。 HOME解禁組の中では「ザマゼンタ」の「ボディプレス」習得が特に大きい。 『剣盾』ではパッケージポケモンながら対の「ザシアン」との比較もあってか評価がイマイチであったが、これにより耐久と火力を両立する禁止伝説らしいポケモンとなった。 耐久系ポケモンは対戦においてストレス要素になりやすいこともあってか、若干の調整が施されている。 しんかのきせきと合わせて圧倒的な耐久を誇るラッキー・ハピナスは回避率上昇で突破難易度をさらに引き上げていた「ちいさくなる」が削除。優秀な耐性ととくせいを持つドヒドイデは主力技の「ねっとう」が覚えられなくなった。 上記のような良調整が見られる一方で「スリーパー」が「ゆめくい」を覚えられなくなる(*31)などの不可解な習得わざ削減も見られる。 わざの実用性はともかくスリーパーの設定に合致するわざであり、さらにわざ自体は削除されずに残っているため、習得不可能になったのは全くの謎。 設定ミスなのだろうか…? また、元から強いポケモンの中には有用なわざの習得でさらに対処が難しくなった面も見られる。 代表的なのは「アンコール」を覚えた「カイリュー」と「ちょうはつ」を覚えた「ランドロス」。 テラスタル 特徴欄で説明したように「ポケモンのタイプを変化させることが可能」という新システム。この事によるポケモンの新たな活用法、各ポケモンの個性を視野に入れた読み合いなどは、新鮮な面白味と言えるだろう。 防御面を重点に置くシステム(*32)のため、どんなポケモンも恩恵が受けられる上に特定戦法の一強が存在せず、気軽に使える。 過去作で物議を醸していた「めざめるパワー」の欠点を大きく解消し「テラバースト」という新わざとして実装した点なども好評。 一方で、「変化前と後のタイプ相性をどちらも考慮する必要がある」というこのシステムはやはり複雑でもあり、賛否が分かれやすい要素でもある。 また全てのポケモンを全く別のタイプに変化させられることもあり、相対した際の対処も大変。特に元々のステータスが高いポケモンは「元のステータスの高さにより多くのタイプで活用しやすい」 「元タイプの弱点を消して耐久性を強化できる」 (*33)という強みがあり、上記カイリューを含め対戦で優遇されやすい。 相手の手持ちポケモンを確認する対戦前フェーズではテラスタルタイプまでは確認できず、相手がテラスタルを使うまでタイプが分からないという仕様も対処のしづらさに拍車をかけている。相手が手を出すまで読み合いも何もないという意味で「ジャンケン」と揶揄されることも。 サブ任務やイベント量の少なさ いわゆるおつかい系のサブクエスト、本筋とは別のサブストーリーなどはほとんど無い。「トレーナーを規定数倒すとわざマシンやポケモンに持たせる道具が貰える」という景品要素がある程度。 とはいえ、これに関しては「変に横道に逸れることなく本編に集中できる」とも好意的に受け止められるため、個人の好みの範疇ではある。 最終的に120を越えるサブ任務が存在した『アルセウス』とは良くも悪くも対照的。 一方で、町の数は少なく、各町独自の施設が見た目ほど存在しない事もあり、サブイベントの少なさが町ごとの特色をあまり強調できていない事に繋がっているという指摘はある。 町の景観自体はどれも個性的で様々な建物があるが、その割に入れない施設も多く、どこの町も実際に入れるのはいずれも他の町にもあるチェーン店がほとんど。品ぞろえの違いもあるにはあるが、あまり大きなものではない。 町をうろつくNPCとの会話も当たり障りのない内容が大半である。 従来の作品なら特殊なダンジョンとして扱われていたような洞窟や森などもあるにはあるが、それらに関してもこれと言ったイベントはない。 詳しく探索すれば入り組んだ地形なども多く用意されているが、それらもレアな野生ポケモンがいたりアイテムが落ちているという、探索要素の一環に留まっている。 建物内の立ち入りが制限されたり簡略化されている 入口にマットが無い建物は、ドアがあっても入ることができない。また店内マップが用意された店もごく一部となり、メニュー画面での簡易的な表示となる。また、違う場所でも全く同じメニューで提供されているのも多々ある。 この点は読み込みによる処理の負荷がかかるため、簡略化は致し方ない。いちいち店内で移動する手間を省けるため、メリットとも言える。 一方でファッション関連の店は販売する品物ごとに細かく分けられている。そのため靴を買うときは靴屋に、帽子を買うときは帽子屋に……といった具合に、その都度出入りして購入しなければならず、やや面倒。 大幅に高難度化したレイドバトル 特定の強い行動を連発していればほぼ攻略可能だった『剣盾』のレイドバトルから一転、今作は敵AIの強化などもあり難易度が急上昇。基本的には未育成個体、妥協個体、素人プレイヤーお断りが前提となる難易度である。 ☆5以上にもなると敵ポケモンごとに相性が有利なポケモンを準備し、「かいがらのすず」や「おんみつマント」等の戦闘に有効な道具を持たせ、戦闘中も相手の行動に合わせて適切なわざを使用することが求められる。 敵のテラスタイプと元々のタイプの双方を考慮しなければならないという複雑なシステムになったため、過去作のように「これを出しておけば安牌」というようなポケモンも少ない。 一方、上記の内容は対戦でも通用することであり、こうした難易度は今作にないバトル施設の代わりに初心者に対戦の基本を教わる役割を持つとも捉えられる。 いかにして攻略していくかを楽しむ層と、難しすぎて楽しめない層の認識の乖離は大きいと言える。 モンスターボール Plusに未対応 『剣盾』や『ピカブイ』で対応していた周辺機器「モンスターボール Plus」は本作では未対応。 『BDSP』『アルセウス』の時点でこの周辺機器に対応してなかったので仕方ない面もあるが、現実世界で連れ歩くことでふしぎなアメといった育成に有益なアイテムが手に入っただけに、入手手段が狭まったことを残念に思うプレイヤーも存在する。 DLC『碧の仮面』の賛否両論点 + +を押して展開 ともっこ関連 メインキャラとなるオーガポンは丁寧に描写されているが、敵となるともっこ(イイネイヌ・マシマシラ・キチキギス)については描写不足が指摘される。 かつてオーガポンに倒されてともっこプラザの祠の下に死体が埋まっていたが、主人公達への不信感を募らせているスグリが苛立ちから祠を殴った直後、祠の下からともっこが復活するという、唐突かつご都合主義な展開になる。 「スグリの闇堕ちはともっこの親玉が引き起こしたものであり、3匹を蘇らせるためにスグリを操っている」という考察もあったが、のちの『番外編』でその親玉であるモモワロウとスグリの間に直接的な絡みがなかったため、現在は信憑性が薄い。 DLC『藍の円盤』の賛否両論点 + +を押して展開 テラパゴス関連 「看板ポケモンでありながら全体的に掘り下げ不足」という意見が強い。ストーリー的にはスグリの成長のための舞台装置的な側面が強く、どんな存在だったのかは断片的にしか語られない。 カキツバタ関連 詳しい事情は控えるが、彼の問題行動が余りにも多い上、主人公に負けたとある人物に対してまるで煽っているようにしか見えないセリフを吐いている為、一部のプレイヤー達からの物議が起こっている。 DLC『番外編』の賛否両論点 + +を押して展開 モモワロウ関連 騒動の黒幕であるモモワロウだが、テラパゴスと同じく設定が掘り下げられておらず、具体的な目的や出自などはゲーム内で明かされずじまい。クリア後のリーグ部での会話でゼイユがともっことの関連を疑う程度である。 のちに公式からモモワロウの過去とオーガポンとの因縁を明かす動画が公開されているが、こちらはこちらでゲーム内で明かされた昔話との矛盾が指摘されている。リンク ただし、ともっこやテラパゴスにも言えるが、過去作の伝説ポケモンも設定の掘り下げはそこまで重要視されていなかったため、気にしない意見もある。本作では例外的にコライドン/ミライドンやオーガポンが丁寧に掘り下げられていたが故の不満点と言えるだろう。 問題点 探索・育成など攻略面での不便 育成において不便な点 テラスタイプの変更に必要なテラピースの需要に供給が間に合ってない。 テラスタイプの変更に1回50個ものテラピースを消費することに対し、テラピース集めに1番のシェアが集まるテラレイドバトル1回あたりの入手量も通常時は最大7個が限界。これにより、テラピース50個集めるのに1時間はかかってしまう。 現在では「イベントレイドでのテラピースの入手量を通常のレイドより多く設定する」「テラピースが入手しやすいイベントレイドを開催する」などの緩和策は講じられている。 『碧の仮面』のキタカミ図鑑完成で「きらめくおまもり」を入手でき、『藍の円盤』のテラリウムドームでは10個以上のテラピースをまとめて拾えたりどうぐプリンターで生成できるなど、テラピースの入手量については若干改善された。 『SM』の「ポケリゾート」、『剣盾』の「ポケジョブ」に相当する要素がなく、手軽に基礎ポイントを上げる手段が少なくなった。 基礎ポイントの取得量が倍加するポケルスも廃止されている(*34)。 周辺スペースなど他の条件が揃っていてもライド中はピクニックが行えない。いちいち手動で降りる必要がある。 タマゴの入手がピクニックに統合されたが、素の状態ではかなりタマゴが見つかる頻度が低く時間がかかる仕様に。 そのため効率良く孵化作業を行うには食事でタマゴパワーを付与する必要性があり、手間がかかる点は過去作と大差がない。サンドウィッチでパワーを得る際も、後述のミニゲームで失敗すると狙った効果を得られないのが難点(*35)。 バスケットを調べないとタマゴが見つかったことが分からない(過去作ではタマゴが見つかった場合何らかの変化がある)ので、できたこともわかりづらい。その代わり、今作では「タマゴを受け取るまで、次のタマゴは見つからない」という仕様が無くなり、複数のタマゴをストックしておくこともできるので、一概に悪くなっただけとも言えないが。 おとしもの収集はミカルゲ等の生息地の確認が困難なポケモンが収集対象になっている等、面倒かつ作業感が強い。これらの素材が有益なわざマシンに必要になる場合が多い。 また、わざマシンは使い切りかつ店売りで入手できなくなったため、利便性や再入手の手軽さは低下した。 『藍の円盤』では一部のわざマシンが店売りされているが、全ての種類を網羅していない上に現金やLPでの支払いには対応しておらず、後述の入手量に難のあるBPを利用しなければならない。 探索において不便な点 スプレーが廃止されエンカウントを無効にする手段が無い。また小さいポケモン(*36)が見づらく、移動中に触れてしまう事も多々ある。『剣盾』の時も草むらに出現した小さいポケモンが見えなくなる問題があったが、本作ではさらに面倒になってしまっている。 ライド時だと接触判定も大きくなるため余計に触れてしまいやすい。またライド技「かっくう」は高度を確保しづらくなっているため、上空を移動して避けるのも難しい。明らかに接触していないのにエンカウントすることもある。 出現位置が不定であるため、時折すぐ目の前に出現することもある。ライドでダッシュ中だと回避が難しい。 野生ポケモンに空中で接触すると戦闘にはならず弾き飛ばされる仕様だが、崖を登った先にポケモンが出現すると突き落とされてしまう。 レイド攻略のためには毎日ワールドマップ各地をチェックしに行く必要があるなど、地道な移動を繰り返させるゲーム性であるため、気になりやすい仕様と言える。 主人公の当たり判定が戦闘終了直後に回復するため、ケンタロス等集団で近づいて来る野生ポケモンがいる場合、「戦闘後に別のポケモンに接触してまた戦闘」というループになりやすい。 また、NPCとの会話中・タマゴ孵化中・レイド結晶確認中・カメラアプリ使用中・ブルレクミッション確認中は判定無効化がさらに不十分で、その間にポケモンに接近されると動けるようになった瞬間に戦闘が発生しやすい。 『ピカブイ』ではフィールドの野生の色違いポケモンにキラキラしたエフェクトが表示され続け、『アルセウス』では野生の色違いポケモンの出現時に音とエフェクトが出ていたので判別が可能だったのだが、本作ではいずれも実装されておらず自力で判別するしかない。 「言われないと色違いが分かり難いポケモン」「小さくて見難いポケモン」は良く観察しないと判別が困難であるし、滑空での移動中は見過ごす危険性も増えた。 一応は上述の通り「レッツゴー」は色違い相手には戦闘不可能となっているため判別は可能ではあるが、やはり『アルセウス』と比べると不便と言える。 メインストーリーで次に行くべき場所のヒントなどは特に無い。ライトユーザー目線で考えると単純に不親切と言える。 ポケモンセンターの受付に「道に迷った」と告げれば近くの町などを案内してはくれるが、目的地の敵の強さなどは考慮されていないため、全く当てにならない。 一応マップには参考として各ジムリーダーやスター団ボスなどの紹介文が書いてあるため、全くノーヒントというわけではない。それでも同ルート内の大まかな強弱が分かる程度で、違うルートとの比較はまず不可能。 連れ歩きはポケモンとの距離がある程度離れると、勝手にボールへ戻って来る仕様。ポケモンたちは主人公よりも移動速度が遅い傾向にあるため、連れ歩きたいのに勝手に距離が離れて連れ歩きが維持しにくい…というケースはしばしば起こる。 連れ歩きをしないのであれば基本的に気にならない要素だが、一部ポケモンには「連れ歩き状態で1000歩歩く」という進化条件が設定されており、そういったポケモンを進化させる際にはやや面倒。 ZLボタンのロックオン機能は使い勝手がいまいち。 ポケモンが主人公の視界内に入っていないとロックオンできないらしく、カメラを動かして手動で合わせる必要がある。 狙いを定めるための照準がなく、ワンボタンでロック先を切り替える機能もないため、複数のポケモンが密集していると狙ったポケモンをロックすることが困難。 『藍の円盤』にて特定の条件を満たすとロックオンが性別やあかしの有無などの情報を表示できるようになるが、「ロックオン対象が色違い個体か否か」の表示には未対応。 複合タイプ同士のポケモンがレッツゴーで戦闘を行った際の相性判定が不明瞭 例を挙げるとドラゴン・じめんタイプのガブリアスがノーマル・ひこう、ほのお・ひこうのポケモンとそれぞれ戦闘した場合。どちらもドラゴンは普通、じめんは無効の組み合わせだが、前者との戦闘時は普通、後者との戦闘時はいまひとつになる。 また、同じ複合タイプなのにタイプの順番が違うだけで相性判定が変わることもある(*37)。 進化条件の複雑化による弊害 近年のシリーズではユニークな進化条件を持つポケモンが増加傾向にあるが、逆に凝り過ぎてプレイヤーに回りくどい作業を強いている点も否めない。 パーモットやベラカスなどは連れ歩き状態で主人公が一定数歩くことで進化条件を満たすが、先述した通り連れ歩きの仕様に問題を抱えているため面倒な側面も抱えている。歩数も1000歩と多く、ボールから出した状態でないと進化しない、他のポケモンを出して歩くと歩数がリセットされるなど条件も若干複雑。 キリキザンの進化系であるドドゲザンは、「かしらのしるし」を持つ野生のキリキザン(*38)を一定数倒すことが進化条件に含まれている。お目当てのキリキザンに遭遇できるかは運次第のため、肝心な時に全く遭遇できないことも(*39)(*40)。 オコリザルの進化系であるコノヨザルは、専用わざ「ふんどのこぶし」を最低20回使わなければ進化できない。『アルセウス』のアヤシシやハリーマンとは異なりわざの成否は問わないものの、使用回数を回復させつつ数をこなす必要があり、単純に面倒。 また、これらの進化条件に関するヒントもゲーム内には乏しい。 コノヨザルは授業で触れられるため分かりやすい方だが、イルカマンの「ユニオンサークルのプレイ中にレベルを一定以上に上げる」などは、面白味があるとも言い難く、そのポケモンとの関連性も不明で、単に分かりづらいだけの条件である。 これらのポケモンを野生入手する場合はテラレイドバトルに頼るほかないが、レイドイベントの対象としてピックアップでもされていない限り、遭遇できるかは完全に運頼みとなる。 なお、連れ歩きの進化条件を持つポケモンの内、アノホラグサは低確率ながら野生で出現するのだが、複合タイプと習得技の関係で捕獲が困難になっている。 オフライン向けのやり込み要素不足 本作には過去作のバトルタワーやバトルフロンティアのような、クリア後のバトル施設が存在しない。 そのため、オフライン環境下でのやり込み要素はテラレイドバトルや「学校最強大会」の周回ぐらいしかなく、シリーズ経験者からは「物足りない」という意見も見られる。 バトル施設はレベルが50に統一されることから、これまでは「レベル50時のステータスを確認する場」としての需要もあったがそれも今作では不可能。確認するには外部ツールを用いるか実際の対戦画面を利用するしかない。 その他のお遊び要素も大幅に減っている。 金策の乏しさ 上記の通り、本作はポケモンの育成アイテムの大半をゲーム内通貨で購入できるようになった。一方これらを購入するための所持金を貯める金策はかなり乏しい。 最も効率の良い金策は『藍の円盤』クリア前の学校最強大会の周回で、稼ぎは10分で約10万円。 しかし基礎ポイントを上げるアイテムは1つ1万円、限界まで振るには合計で51万円かかるため、1匹の対戦用ポケモンを育てるのにおよそ1時間の周回が必要という計算になる。 有志の研究の結果、連射機能のあるコントローラーを使えば全自動で周回できる金策が開拓されたが、当然ながら純正のコントローラーにそのような機能はついていないため、リアルでの投資が必要。 なお、基礎ポイントに関してはもらえる量が+8されるパワー系アイテムを利用した方が早く、費用も安く済む。 『藍の円盤』クリア後は学校最強大会の参加者が強化されるため、上記金策の効率はむしろ落ちる。一方で効率の良い落とし物を落とすポケモンを倒してどうぐプリンターで換金アイテムを増やすという手段が追加された。 封印の「杭」 フィールドのあちこちに配置されている、オーラを纏ったかのように輝く杭。本作の準伝説ポケモンを捕まえるために全て抜く必要がある。 コンプリートに必要な総数は減ったものの、「広大なマップに散らばる収集要素を全て見つけなければならない」「回収済かどうかゲーム内でチェックする機能が無い」という、過去作で毎回指摘されている問題点がそのまま。 似た要素として「コレクレーのコイン」集めがあるが、そちらは「出現場所にパターンがある(*41)・近くにいると鳴き声が優先的に聞こえるようになる・必要数以上に配置されている」などの親切仕様で問題視されてない。 テラレイドバトル バランスのやや極端な部分 レイドポケモンは「1ターン内にそれぞれの味方ポケモンに対して個別にわざを使う」という仕様。つまり4回行動ができる仕様のため、レイドポケモンが自身の能力を上げるわざ(いわゆる積み技)を持っていた場合、能力の大幅な上昇が瞬時に起こることで味方側が蹂躙されやすく、対策なしでは攻略が困難。 これらに対しては「ちょうはつ」や「クリアスモッグ」などのわざを使って無効化するのが要なのだが、レイドポケモンがバリアを張ってしまうと味方が相手に向けて使う変化わざが無効化されるため、対策となる手段も限られる。 これ以外にもソロでの撃破が難しいポケモンが一定数おり、意思疎通ができるマルチ前提のような要素もある。 ☆6のレイドポケモン自身のデバフ解除、味方側のバフ解除、テラスタルオーブのチャージ吸収のタイミングや回数が非常にシビアで、意思疎通の難しい野良マルチプレイのハードルが大幅に上がる要因となっている。 ほとんどのレイドポケモンのデバフ解除は残りHP50%時点であり、ほぼバリア展開後のため変化技の再使用が効かない。また、バフ解除は基本的に残り時間60%で、味方1体が倒れると同時に残りの味方のバフも消されて総崩れに陥りやすい。チャージ吸収は基本的に残り時間70%で、積み技を数回使ってから攻撃を始めた頃にチャージを奪われやすい。 大半のレイドはこれらの行動を合計2~4回行ってくる。キラフロルとボーマンダなど、5回も行うポケモンもいる。 開発側も問題視したのか、DLCのレイドではタイミング・回数ともに全体的に緩和されている。 一部不便な仕様 問題行為を行うプレイヤーに対する対策が一切無い。 名前は表示されるものの、『剣盾』にあった「おことわりリスト」がなくなり、それに代わるブロック機能やキック機能といった排除要素も無し。行える手段は開始前に部屋から抜けたりレイドを解散する等に限られる。 マップ画面からレイドバトルを探す場合、テラスタイプ・難易度☆6〜7・イベントレイドはその場で判別できるが、ポケモンの種類・難易度☆1~5は非表示なので直接向かわないと確認できない。 インターネットからレイドに参加する際、特定のテラスタイプや難易度のレイドのみを表示させるといったフィルタリング機能や検索機能は無い。 DLCでレイドポケモンの種類も増えたことで、目当てのレイドを探すのが余計に困難となっている。 また参加人数や募集の残り時間も選ぶまで確認できず、募集を更新するにはおよそ90秒も時間を置かなければならない。 後者に関してはサーバーへの負荷を減らしたいといった事情はあるのかも知れないが、少なくともユーザーにとっては不便である。 レイド検索では必ずしもリアルタイムで募集中の部屋が表示されるわけではなく、表示されているポケモンとテラスタイプの一致する部屋を検索する方式のようで、40~50秒ほど待たされた挙句に参加できない事態が頻発する。検索時間が長い割にキャンセルも不可。 検索結果更新の待ち時間が長く部屋の募集時間が短い影響で、基本的に更新直後にしかマッチングに成功しない。 時折、全く同じ募集で枠が圧迫されることもある。主に出現ポケモンが決まっているイベントレイド開催時に起こり得る。 極めて不便な募集部屋(準備画面)の仕様 プレイヤー名とアイコン以外には出すポケモンしか表示されない。特性・技・持ち物はおろかLvすら表示されないので、極端に言えばLv1だろうと平然と出せてしまう。例外としてメタモンレイドの募集主のみ低Lvポケモンを出すのがセオリーとされるが、その場合でも本当に低Lvか事前に確認できないため結局不便。 参加後に変更できるのはポケモンのみで、わざやもちものを変更できない。相手によっては特定のわざ・もちものによる対策がとても有効なため、参加後に変えられないのは非常に不便。 一度準備完了を押してしまうとキャンセルできない。ポケモンの選択を誤ったり、他のプレイヤーが後から不適切なポケモンを選んでもそのまま挑戦するしかない。 募集時間切れ直前で参加しても残り時間が延びないため、ポケモンの選択が間に合わず手持ち先頭ポケモンのままレイドに引きずり出されることがある。 戦闘中にカーソルがたびたび初期位置に戻るため、コマンドの誤選択が起きやすい。 その一方、カーソル位置が記憶される時は味方にカーソルを合わせていても記憶されるため、味方の能力を確認した後に攻撃技を出そうとすると味方を攻撃してしまう事故が起きやすい。 こちらの操作入力受付よりレイドポケモンの特殊行動(バリア展開など)が優先される関係で、技の入力が受理されず選び直しになることがよくある。このためテラスタルしたつもりが非テラスタル状態で技が出てしまったり、他のプレイヤーが2回行動する間に自分は1回しか行動できないことがある。 倒したレイドポケモンの捕獲の要否を決める際、そのポケモンが図鑑に登録済みなのか表示されない。 仕様設定やビジュアル 所々不便なユーザーインターフェース 図鑑にはポケモンを絞り込める検索機能が搭載されておらず、任意のポケモンを探したい時はソート機能で工夫するしかない。 ページ送り機能もないので、カーソルを移動させる手間がかかる。 わざマシン作成のためにポケモン分布図を確認する機会は多いため、これらの点はどうしても気になるところである。 また従来作では分布図からそのままそらをとぶで付近まで一気に移動できたが、そうした機能も廃止されている。 他にバッグ周りのアイテム整理も不便。お気に入り機能こそあるものの、順番の個々の並べ替えやフリースペースも存在せず、ソート機能も一括で細かい整理整頓ができない。 特に問題なのが「どうぐ」ポケット。経験値や基礎ポイント等の育成関連のアイテム、進化の石などの進化関連のアイテム、戦闘用の持ち物、テラピース…と、膨大な種類のアイテムが雑多に放り込まれている。対戦や育成で使うものがきのみを除いて全て入っていると言っても過言ではなく、目当てのアイテムを探すのに非常に時間がかかる。 アイテム量も膨大な数になりながらも、L・RボタンやZL・ZRボタンを用いたページ送り機能が未実装。さらにカーソル位置やソートが頻繁に初期状態に戻ってしまう。 ポケモンのタイプを表すアイコンが『BDSP』『アルセウス』と同様のものに変更されたが、『剣盾』以前と比べて分かりにくいデザインもあり、特に『剣盾』で慣れ親しんだ人には混乱しやすい。 通常のバトルよりレイドバトルでの影響が大きい。レイドの募集画面などではアイコンが色付きではなくモノクロになっており(*42)、知らなければ判別の難しいタイプもあるので、勘違いの原因にも。中でもノーマルとエスパー、どくとじめんは似通ったアイコンになっているため、特に誤認が起こりやすい。 また、アイコンとテラスタルのグラフィックがこおり・ゴースト・ドラゴン以外は一致していない。例として、あくタイプのアイコンは目玉が元となっているが、テラスタルすると頭上に目玉が出現するのはエスパータイプという首を傾げたくなる組み合わせもある(*43)。 マルチプレイ時のミニマップに他プレイヤーの位置が表示されない。 他プレイヤーの位置を確認するためには毎回スマホロトムのマップを開く必要があるので不便。 スマホロトムで表示できるパルデア地方の全体マップから拡大マップへ遷移するとき、全体マップでカーソルを合わせた位置で拡大するのでは無く、全体マップを開く前に表示していた位置で拡大されてしまう。 また、マップを一度閉じると、拡大率がリセットされてしまう。いろいろな店を巡りたいときなどに不便。 フィールド上でチェックしておきたい要素はそれなりに存在するが、『アルセウス』と違いマップにマーカー機能が無く、自力で覚えておくしかない。 カメラ速度が遅め。『アルセウス』のようにオプションでの調整も不可。 利用頻度は低いとはいえ、飲食店や屋台がマップに表示されないためどこにあるのか分かりにくい。 店を出た時の視点が入店時と逆向きになる場合が多く、無意味に再入店してしまいがち。また、ファッション系の店のみBボタンのみでの退店が不可となっている。 サンドウィッチ作り 本作のピクニックの目玉とも言うべきサンドウィッチ作りなのだが、この食材を重ねる際のバランスが不安定。さらに積み重ねる際の挙動が妙に乱雑であるため、なおのこと崩壊しやすい。 しかも食材がパンから落下した場合消失扱いとなり、その食材で得られるはずだった効果も消えてしまうという不便な仕様。 なお最後の締めに置く上側のパンは、出来や食材の効果に影響を与えないという仕様がある。配置に失敗して消失しても同様のため、「上側のパンは場外へ放り捨てるべし」という、サンドウィッチの定義を無視した方法が最適解となってしまっている。 ちなみに、この「上側のパンを場外に置く行為」は『藍の円盤』のシナリオでネタにされており、スタッフからも認知されていることがわかる。このため、上記の仕様が修正されることはないだろう。 複雑すぎるレシピ レシピはNPCから教えてもらえるプリセットの物と、自身で自由に食材を組み合わせられるフリーモードがあるが、プリセットは総じて有用な効果を得にくく、基本はフリーモードで調理していくことになる。 しかし食事パワーは各効果がタイプごとに分かれた上で3段階のレベルに細分化されており、膨大な種類の食材を組み合わせて狙った効果を得るためのレシピを自力で探し出すのは困難を極める。 更にレシピ通りの食材を揃えたとしても上記の通りの操作性故に狙った効果を得られないこともあるのが厄介。 また、プリセットのレシピを効果順で並び替えることはできず、フリーモードで考案したレシピも保存することができない。 プリセットのレシピをお気に入り登録することはできるものの、それだけを表示させたり、お気に入りをリスト上位に表示させる機能はないため、ほぼ無意味。 洞窟内でピクニックを開いた場合、テーブルがライトで照らされるのだが、この状態でサンドウィッチ作りを行うと一部の食材が非常に見づらくなり、食材を重ねるのが難しくなってしまう。 『剣盾』のトレーナーカードに相当する今作のプロフィール画面の写真によるカスタマイズだが、保存した写真を用いるのではなく、変更するたびに写真を撮影する必要がある。『剣盾』では着替えるとカードの服装も同時に変更できたので、こまめに変えたい人には少々大変な仕様。 それ以上に悩ましいのは、ストーリーの特定の場面でしか撮影できない写真をプロフィールに用いたい場合。ヌシポケモンや一部の人物の写真は撮影できるタイミングが限られており、こうした写真を使いたい場合は他の写真に切り替えることはもう断念するしかない。 『BDSP』までできていた勝ち抜き制や戦闘モーションのOFF設定が無くなり、戦闘のテンポが改善できない。 戦闘モーションのテンポ改善の弊害として、「かえんボール」「ドラゴンアロー」等の専用わざのモーションが簡素になってしまった。 『剣盾』では本来専用わざを使えるポケモンが使ったときにのみ凝ったモーションが使用されていたが、本作では『剣盾』までの専用わざの多くは簡略化されたり汎用のモーションが使い回されるようになっている。 簡略化されただけならいいが、腕を盾に変形させなくなったブリガロンの「ニードルガード」(*44)や自慢の弓矢を構えずに放つジュナイパーの「かげぬい」等、汎用モーションにシフトした結果挙動が不自然になっているものも見受けられる。 一方でわざのエフェクトは多少の差異こそあれど基本的に『剣盾』を踏襲していることが多い。例を挙げると「かげぬい」のエフェクトは「矢が対象の影目掛けて三本同時に地面を突き刺す」とほぼ同じ。 なお、今作で追加された専用わざには専用のモーションがいくらか作られている。 Aボタンで何に反応するかが表示されないため、話しかけたい人物とは別のキャラが反応することが多々ある。特に人間の隣にいるポケモンに対して誤爆しやすい。 誤ってポケモンに話しかけた場合、「ワンテンポ置いてからこちらを見て鳴き声を上げる」という動作の間待たされるため面倒。ポケモンに話しかけてもBボタンでキャンセルは可能。 キャラクタークリエイトに関して、先述の通り顔の自由度は上がっている一方、服は季節に合わせた4種類(DLCの購入特典で8種類に増える)の制服だけになった。服の種類が限られているので、帽子やバッグなどの小物でコーディネートすることになる。 主人公がオレンジ/グレープアカデミーの学生のため「校則で制服を着ることが義務付けられている」という世界観は説明されている。 DLCの前後編合わせて新たに10種類の服装が追加されたが、それでも過去作と比べると種類は少なめ。 カメラのガイドオフ機能が『碧の仮面』配信と同時に行われたアップデートで削除された。Switch本体の画面録画機能で動画を撮影したいときに不便。 + シナリオ終盤以降に関する問題点。ネタバレ注意 ラストダンジョン「エリアゼロ」にストーリーやユニオンサークルで訪れた際にいくつか問題がある ストーリー中はライドできないため、移動に時間がかかってしまう。ただしライドができない理由はシナリオでも明確にされているし、仮にライド可能だった場合は後述の会話イベントが飛ばされてしまうという別の問題も起こる。 さらに特殊なエリアの設定上マップが存在しない上に一本道ではないため、どこかしらで迷う可能性がある。特に移動範囲が広くなる第2→第3の間で顕著。 移動中の会話イベントが行われている間はレッツゴーなどの指示をすることができない。 そのうえ、イベント中で野生のポケモンにぶつかった場合はいつも通りバトルに移行するが、そのときの話はたとえ文字スクロール途中であったとしてもバトル終了後に飛ばされてしまう。 結果的に、会話の全容を理解するためには野生のポケモンが当たらないように回避を続けるか、周りに野生のポケモンがいないような場所で留まらないといけなくなり、移動中というイメージを損なってしまう。 ユニオンサークルでエリアゼロを訪れている間は何故か他プレイヤーが表示されない。 厄介なことに外のフィールド上と違って、参加プレイヤーが近くにいないと野生のポケモンが出現しづらい。そのためお互いの位置を把握できる手段がほぼ必須。 設定ミスと思わしき要素 + 細かいものが多いため折りたたみ 一部のレベル習得わざ、わざマシン習得わざに設定ミスと思しきものが多く見受けられる。 虫ではないムクホークがわざマシンで「むしのていこう」を覚えるなど(*45)。 進化前後で覚えるわざが異なるものは以前から存在しているが、本作ではそうする理由が不明瞭なものが多い。 レベルわざはタマゴわざとは別管理なので、先述の「ものまねハーブ」による習得もできない。これを防ぎたい場合「該当のわざを覚えている両親を用意し、繁殖を経由してタマゴわざとして登録する」というやや面倒な作業が必要になり、ヌメルゴンの「とける」のような中間進化の時にしか覚えられないわざはそれすら不可能。 ザングースはタマゴわざをすべて削除されている。ただし一つだけレベルわざに変更され、残りはほぼすべて思い出し習得が可能になっている。 パラドックスポケモンの一体である「テツノブジン」は習得わざが非常に多く、その内の一つにとくせいを入れ替える「スキルスワップ」がある。 しかし、テツノブジンのとくせい「クォークチャージ」は変更・コピーできないタイプのとくせいであり、当然スキルスワップでの入れ替えも不可能。覚えさせたところで意味のない死にわざと化す。 Ver.2.0.1及びVer.3.0.0で、いくつかのポケモンにおいて習得わざの設定ミスが修正された(*46)が、ヒスイゾロアとメラルバのレベル習得可能な技が一つ減るという新たなミスも生じている。減った技自体はほかに習得方法があるので大きな問題ではないが。 上述にあるキリキザンの進化に関わるアイテム「かしらのしるし」だが、何故か大量発生で出現したキリキザンも所持している。 アイテムの説明文には「コマタナの 群れを 率いている キリキザンだけが 持っている。」とあるため、明らかな設定ミスである。 テブリムは図鑑に生息地が書かれているのだが、パルデア地方において野生での出現が1件しか報告されていない。 バグや不具合なのか、それとも出現場所が局所的かつ出現率が低いせいで見つからないだけなのかは不明。 ただし、直接野生産を捕獲することにこだわりがなければ、進化前のミブリムを捕獲して進化させればよいので、そこまで大きな問題ではない。 タイカイデンやデカヌチャンなど、レイドポケモンの中には本来覚えられないわざを特殊行動として使うポケモンがいる。 テラレイドバトルで出現するポケモンの中に個体値の最大保証が適用されていない種族がいる。 フェアリータイプのみ技威力を1.2倍にするもちものがストーリーを進めるだけでは手に入らず、過去作からアルセウスを連れてくるか、DLCを購入しなければ手に入らない。 『藍の円盤』クリア後は、過去の伝説のポケモンを入手する機会があるが、『XY』以降にあった個体値3V以上確定がなく、色違いも出現しない。 3V以上確定の廃止については実際のところ、あえて攻撃や素早さを個体値0に厳選する分には都合がよく、個体値強化の「ぎんのおうかん」の入手と使用が簡単になったこともあってそこまで問題にはなりにくい。 ゲーム内処理や不具合 パフォーマンス不足 ブティックでの購入時やコーディネイト時のプレビュー表示も遅い。 バグ 不具合と思われる異常な処理はそれなりに多く報告されている。 ポケモンのランダム出現が上手く処理できていないのか、プレイヤーが接触できない壁や地面の中などに出現することがある。 以前はロックオンが届く範囲であればボールを投げて戦闘可能だったが、Ver.3.0.0でロックオン機能が劣化し、障害物越しにロックすることが不可能となった。 大量発生も壁の中などのおかしな場所で起こることがあり、場所によっては大量発生のアナウンスが出ないこともある。 『剣盾』のパッケージポケモンである「ザシアン」「ザマゼンタ」をレイドに出した際、専用アイテムを持っていても「れきせんのゆうしゃ」の姿になっている(鳴き声も「れきせんのゆうしゃ」のものになっている)。 ただし、これは画面の表示上だけで、とくせい表示の際や画面左上のアイコンなどは「けんのおう/たてのおう」の姿になっており、それぞれの専用技も問題なく使用可能。また、一度倒れてから場に出ると本来の姿で表示される。 再現性の高いものについては開発陣も把握しているらしく、今後のアップデートで修正することが明言されている。 その他にも大小合わせて報告されているが、再現性の不明な物はここでは扱わない。 DLC『碧の仮面』の問題点 + +を押して展開 鬼退治フェス 本ミニゲームはマルチプレイを前提に作っているとしか思えないほど難易度が高い。 初級はコツを掴めば誰でもクリア可能、中級もまだソロでクリア可能な範疇だが、上級はソロクリアがまず不可能なレベル。 台座にきのみを置いた後は妨害ポケモンがかなりの頻度で出現するため、ソロプレイでは防衛だけでかなりのタイムロスとなり、上級をクリアするには時間が全く足りていない。 一方でマルチプレイの場合、集めるきのみの総量は参加人数によって変動するが、一度に持てるきのみの数や制限時間、妨害してくるポケモンの出現頻度は参加人数に関わらず一定のため、役割分担ができるマルチプレイが圧倒的に有利になってしまっている。 ほぼマルチプレイが前提なのにもかかわらず、テラレイドのように野良での参加は出来ず、ネットの掲示板などで参加を募集しなければならないのも難点。 マップが6種類あり、どこでプレイするかで難易度に違いが生じるのだが、選ばれるマップはランダム。この運ゲー仕様もプレイヤーからは不評。 中でもアップルヒルズは「マップが広め」「りんご農園は低木だらけで視界が悪く、柵に引っかかってタイムロスが起きやすい」「台座が一列に配置されていて防衛が難しい」と悪条件が重なっていて特に難易度が高い。 ゲームの途中でリタイアすることはソロであっても不可能。難易度選択を間違えた時など、すぐにやめたい時に不便。 Ver.3.0.0で妨害してくるポケモンの出現頻度が下げられ、中級なら余裕を持ってクリア出来る程度にはなったが、それでもなお上級のソロクリアはほぼ不可能なレベルとなっている。 上記のような仕様なのに、追加されたポケモンの進化アイテムが報酬になっているため、複数入手するためには嫌でもプレイしなければならない。 一応、進化アイテムは初級でも手に入る可能性がある上、フィールドの固定ドロップでも一個手に入る。また、新ポケモンのチャデス以外は『アルセウス』や『BDSP』があれば、そちらで進化させる方法もある。 『藍の円盤』で追加された「どうぐプリンター」でも入手できることがあるので、こちらも事前準備が必要だが、進化アイテムが欲しいならこちらを利用した方が手っ取り早い。 その他 シナリオ中に髪型と服装を強制的に変えられてしまう。 服装の強制変更は『剣盾』のDLCでもあったが、あちらは会話イベント終了時の選択肢で即座に戻すことが可能だった。しかし本作にはそのような配慮はなく、手動で戻さなければならない。 特に髪型の変更はキタカミの里では不可能なため、髪型を戻すにはパルデアに戻らなければならない。当然料金は取られるため、自動で戻せないのは非常に不親切。 DLC『藍の円盤』の問題点 + +を押して展開 ブルレク関連 通常ミッションの獲得BP量が全体的に少なく、ソロだと非常に稼ぎづらい。 マルチプレイ中はミッションクリアのBPは参加者全員がもらえるため、4人で取り組めば単純計算で4倍の速度・効率で稼ぐことが可能。加えてマルチプレイ時のみ出現する「サークルミッション」の獲得BP量が非常に大きく、ソロとマルチで圧倒的な格差が生じている。 事前情報にあった野生の歴代御三家たちは、一つのエリアにつき3000BPを支払うことが出現条件となっており、全てのエリアで出現させるためには4エリア分=12000BPという途方もない額を要求される。ソロプレイのみで賄う場合かなりの時間を費やすこととなる。 前述の通り、過去作の伝説ポケモンの出現フラグとなる「おやつ」の約半分は入手にサークルミッション複数回クリアを要し、「鬼退治フェス」に引き続きソロプレイヤーに優しくない設計となっている。 これだけならまだバージョン限定要素として割り切れるのだが、出現ポケモンの中には両バージョンともサークルミッションをこなすことが必須のポケモンもいる。 サークルミッションには「指定の容姿で集合写真を撮る」等の、参加者全員が集合した上でお題に則した連携が欠かせない内容も含まれる。 プレイヤー同士が対面してのマルチプレイならば口頭で連携しやすいものの、問題はSNSや掲示板などオンラインでメンバーを募った場合である。 その場合、ゲーム内ではチャット機能等は無いため意思疎通手段に乏しく、集合の呼びかけもできないまま、ミッション内容に各自が気づき自発的に集合することを待つ展開になりがちであり、事前打ち合わせは必須といえる。 特に「みんなで☆4のサンドウィッチを作る」といった難題は、集合できたとしても最適解の情報を全員が共有していなければクリア困難であり単純に不親切。「このミッションが出た場合は即座に諦める」というホストも多い。 「メタモンブロック探し」は一人でもクリア可能ではあるが、センタースクエア以外のエリアでは広範囲を探さねばならず、実質的に他メンバーとの連携がほぼ必須。こちらもオンライン募集では出た時点で即解散されやすい傾向にある。ちなみに、まれに水色(色違い)のメタモンブロックが出現するが、通常の水色のブロックと見分けがつかないため見つけづらく、かといってボーナス等があるわけでもないため、ただの嫌がらせ要素でしかない。 スマホロトムのカメラアプリをライド中に使用できないため、写真撮影系ミッション時に地味に不便。 特に泳いでいるポケモンを撮影する場合、水際まで近づいてライドから降りるという手順が毎回求められるため面倒。コーストエリアやポーラエリアの広大な水域内でなみのり中の場合、目の前に撮影対象がいてもわざわざ岸まで戻らなくてはならない。 捕獲ミッション関連 特定タイプのポケモンを捕獲するミッションは、生息範囲や捕まえやすさの関係でいつも同じポケモンを捕まえる単調な作業になりがち。種類の少ないゴースト・ドラゴン・フェアリータイプなどで顕著。 テラリウムドーム内のテラレイドバトルは対象外となっている。 その他 通常のレッツゴーとは違い、ポケモンとシンクロしている時のおまかせバトルでは色違いのポケモンを倒してしまう。 特にシンクロマシンを用いて色違い厳選をする際に起こりやすく、誤って倒してしまうリスクと常に向き合わなければならない。 カメラの「あとのせエフェクト」を解禁すると、撮影後にエフェクトを使うかどうかの確認の一手間が発生する。 従来作ならばそれほど問題視されることはなかったが、今作ではブルレクの「特定のポケモンを撮影する」などのミッションで撮影機能の出番が多く、テンポが悪くなってしまう。 カメラを構えている時に-ボタンで機能オフにすることは出来るものの、ソフトを終了させると再び聞かれるようになる。 どうぐプリンターの素材を選ぶ時、おとしものを所持数順やレート順にソートできないのが地味に不便。 ブルーベリー学園内に不要な道具を売れる店が存在しない。わざわざパルデア地方かキタカミの里まで行く必要がある。 パルデア地方に行く場合はロードが長くなりやすいので、道具を売るだけならキタカミの里が推奨される。 特にどうぐプリンターを何度も利用する場合は不便な点である。 アップデート及びDLCで修正・改善済みの問題点 + 一覧 Ver.1.1.0で修正されたもの 四天王やトップチャンピオンとのバトルでのBGMがイントロが繰り返されるだけで正常に再生されないことがあった。 今作は四天王との再戦ができないため、このバグが発生してしまうとそのセーブデータでは二度と正常なBGMを聞くことができなかった。 余談になるが、このバグが発生している状態のBGMは「短く緊迫感のあるメロディが延々続く」というもので、ループの違和感も少なく、ストーリー展開も相まって公式発表があるまで「そもそもそういう曲だと思っていた(バグだと気づかなかった)」という人もいた模様。 眠り状態でポケモンが目を瞑らなかった。なおテラスタルポケモンは現状でも目を瞑らなかったり、こおり状態でモーションが止まらない。 ストーリーをクリアしてエンディングを見る事で特殊なポケモンを入手できる様になるが、特定の手段を用いるとそのポケモンや持たせていた道具等をコピーすることができてしまっていた。 通信対戦では初期乱数が固定されていた。 これにより、最初のターンの先行では命中率90%のわざが必ず外れるほか、ダブルバトルでは特定の手順を踏むことにより「ぜったいれいど」などの即死わざが必ず命中するなどの問題があった。 Ver.1.2.0で修正されたもの 通信交換で自分のポケモンが戻ってきたとき、捕獲時のレベルではなく戻ってきたときのレベルで指示を聞くか判定するようになっていた。 オンラインのテラレイドバトルにおいて、同期の取り方が上手くいっていないのか、「突然一切の操作を受け付けなくなり、時間のみ経過する」「何も攻撃を受けていないのにいきなり手持ちが瀕死にさせられる」といった不具合が起こることがあった。 ジャッジ機能はボックスからでしか確認できない一方、ニックネームやわざの変更は手持ちからでしか変更できない等、どちらかからしか行えないタスクが多く互換性が無かった。 トリトドン(ひがしのうみ)がレベルアップでは「だいちのちから」を覚えなかった。 進化前のカラナクシおよびトリトドン(にしのうみ)は習得可能。進化後もわざマシンで習得可能。 Ver.1.3.0で修正されたもの Ver.1.2.0にアップデートした後は、本作で追加された特性「はんすう」の挙動が説明文と食い違うものに変化した。Ver.1.2.0のリリースノートで「はんすうの仕様変更を行った」という主旨の文言が存在せず、バグ対応が別のバグを呼んだ形である。 Ver.1.1.0までの効果は、特性の説明文と同じ「前のターンに消費したきのみを次のターンでもう一度だけ使用する」というものだが、Ver.1.2.0では一度発動した後2ターン毎にきのみの効果が発動するようになっている。 元ネタの反芻の意味を考えると更新後の効果でも違和感はなく、特性「ちからずく」+持ち物「いのちのたま」の不可解な仕様の前例もあり、仕様変更と受け取って実際の対戦で使用したプレイヤーもいたが、アップデートで元の仕様に戻ったため落胆する声も見られた。 通信対戦では特定状況下で進行不可能になるという、対戦ゲームとしては致命的なバグも発生していた。 Ver.1.3.1で修正されたもの 特定のユーザを招待して行う非公開の公式大会において不具合が発生していた。 「通常のインターネット大会と同様の“続けて戦うかどうか”を選択できるメッセージが表示されず、対戦中断ができない」「自分が対戦した回数やレートの確認画面を見ることができない」「一度対戦した相手とレートが近い場合、連続でマッチングしてしまう」「通常のインターネット大会と異なる表示や画面遷移が起きてしまう」が起きていた。 なおこのバグの影響を受けた「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023(PJCS2023)」の本戦は、Ver.1.3.1公開後の2023年5月28日に追加開催された。 Ver.2.0.1/DLC『碧の仮面』で修正・改善されたもの ボックスは単純に処理が重くなり、ポケモンのアイコンが表示されるまでにラグが発生するようになっていた。ポケモン図鑑のアイコン表示も同様。 基礎ポイントを一括リセットする手段がなかった。手動で下げる方法も入手不安定のきのみしかなく、大量に集めるのは時間がかかる。DLC導入済みの『剣盾』に送れるポケモンならそちらでリセットできるが、『HOME』を挟む必要があるので面倒。 DLC導入前提、かつミニゲームをクリアする必要があるが、「まっさらもち」でどこでもリセットが可能になった。 ラウドボーンの「あくび」はアチゲータから進化すると思い出せなくなっていた。 ナンジャモが再戦時に手持ちに加えているマルマインが本作では覚えられない「ふいうち」を覚えていた。 現在は「エレキフィールド」に変更されている。 図鑑に掲載されないポケモンはボックス内で名前検索ができなかった。 図鑑に掲載されないポケモンは初期からいくらか存在しており、レイドのイベントや通信交換で入手したリザードンやエースバーンなどがボックス内に入り込んでしまうと、「名前検索で見つけられないため正しく入手できなかった」と誤認してしまうケースが発生していた。 この仕様は『剣盾』のDLCにて過去作の御三家や伝説ポケモンなどの図鑑登録外のポケモンが追加された時から存在しており、世代を跨いでそのまま放置されている状態だった。 アップデート後は該当するポケモンは一度でも本作に送っていれば名前検索可能になっている。 画面上のミニマップは北を上方に固定できず、キャラクターの向きに合わせて回転する仕様(ヘディングアップ)なので北固定のマップ(ノースマップ)を好む層からは微妙に不便だった。 サボネア・ラブカス・アローラベトベターのタマゴわざが全て削除されていた。 ラブカスのいやしのはどうはVer.2.0.1でもタマゴわざで習得できないままになっている。 ☆5のレイドで入手できるイエッサン♀が、本来は♂しか覚えない「トリックルーム」を覚えており、実際に覚えるわざとの矛盾が生じていた。 Ver.2.0.1ではレイド産以外の個体でもわざマシンで習得可能になった。 わざマシンマシンを使用するとき、どのわざマシンを作るかのアイコンリストが表示されるが、一部のアイコンが直感的でなく分かりづらいものもあり、ショップ等と同じように名前の表示ができなかった。 現在はわざ名表示のみの切り替えも可能であるが、リストを閉じる度に再びアイコン表示に戻ってしまうのが難点。 メタモンやゾロアは大量発生が起こっても出現してくれない(発生場所に着いても発見のアナウンスがない)。 Ver.2.0.1でこの2匹の大量発生が起きないようにするという予想の斜め下な対応が行われた。当然この2匹のあかし持ちや色違いを狙っていたプレイヤーからは不満の声が上がった。 Ver.3.0.0/DLC『藍の円盤』で修正・改善されたもの ダブルバトルができる機会が従来から激減していた。 本作ではふたごちゃんやラブラブカップルといったダブルバトル担当のトレーナーが廃されており、メインストーリー上ではフリッジタウンのジム戦のみに限られてしまっている。通信対戦ではダブルバトルができるが、前述の通りバトル施設がないので、ダブルバトル用に育てたポケモンを手軽に試用することができなくなっていた。 また、今日ではダブルバトルを前提とした特性を持つポケモンも多いため、そうした特性を持つポケモンがストーリー攻略で活躍させにくくなるという弊害も生まれていた。 DLC『藍の円盤』では一般・ボストレーナーすべてダブルバトルとなっている。 一部キャラクターとの再戦要素が限定的(『碧の仮面』まで) クリア後恒例の強化されたNPCたちとの再戦イベントは今作もあるのだが、一部キャラはそれが限定的であった。 ジムリーダーはクリア後のイベントで各自1度ずつの再戦のみで、四天王は(例外を除き)再戦は1度もなかった。また双方とも町中で再会することも不可能だった。 DLC導入後、かつ全シナリオクリア後にはなるが、リーグ部の活動で再会・再戦は可能になっている。 テラレイドバトルで入手できるポケモンに他に習得手段がないわざを覚えたものがいた。 コイルとメリープの「エレキネット」はタマゴわざに指定されているが、発売当初は☆2のレイドに出現するコイルしか習得個体がいなかった。 前述のとおり☆1~2はストーリーをクリアするとそのセーブデータでは出現しなくなる。わざ教えのNPCもいないので、他人のレイドにゲスト参加する以外に入手手段が無くなってしまう。 覚えたコイルかメリープが1匹いれば簡単に増産できるため、通信交換・マジカル交換での入手は可能。 ポケモンHOME解禁後はレジエレキが覚えられるが、元が伝説のポケモンかつ二者択一のポケモンであるため、手軽には用意できなかった。『藍の円盤』配信後は元から覚えるバチュル系統が復帰したほか、わざマシンでも覚えられるようになっている。 キノガッサの「キノコのほうし」がキノココから進化させると思い出せなくなっていた。(*47) Ver.3.0.1で修正されたもの 『藍の円盤』で追加されたわざマシンである「きんぞくおん」の生成に『バイオレット』でしか出現しないタテトプスの素材が必要になっているというミスがあり、『スカーレット』で「きんぞくおん」のわざマシンの生成が困難だった。 アップデートでタテトプスの素材が不要となった。ほかのポケモンの素材を代わりに要求されるようなことはなく、必要な素材が減って作りやすくなっている。 技「へんしん」を覚えたドーブルを利用した増殖バグに対策がとられた。 野生ポケモンとのバトルで、野生・手持ち問わずドーブルが使用する「へんしん」が必ず失敗するようになった。トレーナー戦や通信対戦ではこれまで通り成功する。 総評 ポケモン本編として初のオープンワールド化を果たすなど、目新しい要素を多く盛り込んだ作品。 それでいてポケモンの育てやすさ等の直近作品の長所、そしてシリーズならではの収集性なども概ね引き継ぎ、なおかつ新要素との調和にも概ね成功している。 新要素に関していくらかの粗は見られるとは言え、遊び甲斐のある良くできた作品と言える。 余談 + ネタバレ注意。エンディングについて 今作のエンディング曲は、イギリスのシンガーソングライター、エド・シーラン氏によるボーカル曲「Celestial」となっている。 本人は子供の頃からポケモンを楽しんでいたようで、挿入歌を手掛けることができてとても嬉しいとコメントしている。(参考) この曲がゲームの挿入歌として流れること自体は事前に発表されていたが、どのシーンで流れるのかは知らされていなかった。そのため、実際にプレイして驚いた人も多い。 「アカデミーへの登校」というシチュエーションのためか、ゲーム開始からテーブルシティのイベント終了まで夜にはならないようになっている。 とある場所には夜に出現しない上に出現率の低いポケモンがいるため、そのポケモンを狙う上で有用な仕様。なお『剣盾』でもシナリオ攻略上は時間帯が固定となっていた。 アカデミーのエントランスで読める本の中には『剣盾』のソニアが著者と思われる「ガラルの歴史」という題名の本がある。 あちらのストーリー中に起こったとある出来事について書いてあるため、本作の時系列は『剣盾』より後であることが分かる。 ジム関連 チャンプルジムは「ジムチャレンジ中でも外に出られる(ジムチャレンジはそのまま継続)」「ジムの受付ではなくバトルコートのある場所でジムリーダーへの挑戦を申し出る」と、他のジムとは違う変わった特徴がある。 ジムリーダーのアオキも他とは一線を画した特徴を有しており、色々とイレギュラーなジムと言える。 ナッペ山ジムは、その名称通り町中ではないシリーズでも珍しいジムとなっている(*48)。 ちなみに、ナッペ山にはフリッジタウンという町が存在しており、そちらにもジムがある。 サンドウィッチ作りの操作性が不安定であることは問題点で述べたが、それを逆手に本来の目的から逸脱して「いかにタワーを積み上げるか」「いかにタワーを崩壊させるか」というバランスゲームとして楽しむ層も現れている。 「サンドウィッチ作りで乗せた食材が爆発したかのように飛び散ってしまう」という珍現象も報告されており、爆発について研究する「サンドイッチ爆発学(*49)」なる界隈も存在する。 この研究が進んだ結果、上手くいけばパルデア地方全景を拝んだり宇宙空間にまで到達できるというとんでもない現象が発見され、ニュースサイトなどでも取り上げられた。 また、上のパンは捨ててしまうのが最適解であることも述べたが、サンドウィッチの効果に関する計算式が解析された現在では、調味料で調整してしまえば具材をのせる必要すらもないことが判明している。 もはや何の料理かわからない 早期購入特典として、「そらをとぶ」を覚えているひこうテラスタイプのピカチュウが配信された。 テラスタイプは後から変更できるが「そらをとぶ」は通常プレイでは覚えられない限定要素である。 Switch版ポケモン本編(『ピカブイ』『剣盾』『BDSP』『アルセウス』全てに対応)のセーブデータが存在すると、テーブルシティにいるNPCに話しかけることで各作品に対応した着せ替えアイテムのスマホカバーを入手できる。 『剣盾』から口笛を吹くアクションが続投しているが、これは連れ歩き状態のポケモンを待機状態にするためのアクションであり、あちらと同じ用途では使いにくくなっている。 また『剣盾』の時のように作中で説明されることがないため、気づかない人も多い。 今作で新たに100超のポケモンが追加されたことにより、ついにポケモンの総数が1000体を突破した。 これを記念して、公式から「1008種類のポケモンたちとの出会いと発見をつめこんだ記念映像」が公開された。 ちなみに、記念すべき全国図鑑ナンバー1000の「サーフゴー」だが、その進化条件は「Pokémon GO」を彷彿とさせるものであり、図鑑ナンバーとも関連のあるものになっている。 ポケモンのおとしものは基本的にわざマシンの素材となるが、片方のバージョンにしか出現しないポケモンのものはバージョン格差を生まないために素材には含まれていない(タテトプスに関しては「アップデート及びDLCで修正・改善済みの問題点」を参照)。 なお、ロトムやホーホーなど両バージョンで出現するにもかかわらず、おとしものが素材に含まれないポケモンもいる。モトトカゲのようにDLC追加のわざマシンの素材になったものもある。 過去作のポケモン関連 + 細かいものが多いため折りたたみ 過去作では入手に手間がかかりやすいことで有名なミカルゲだが、本作は固定シンボル限定なので図鑑から出現場所は分からないものの、入手難度はかなり低くなった。 なお、固定シンボルは時間が経過しないと復活しないのだが、ミカルゲには一か所だけ時間経過なしで復活する場所が存在している。おとしものがわざマシンの素材に指定されているため、いつでも入手できるようにするための措置と思われる。 その名の通り季節に応じた姿を持つシキジカとその進化系のメブキジカだが、初登場となる第5世代以来久々にフォルムチェンジが可能になった(*50)。 羽の模様違いが複数種存在するビビヨンだが、本作で登場する「ファンシーなもよう」は過去作では配信でしか手に入らないレア種であり、本作で初めて通常入手が可能となった。 『USUM』で登場したルガルガンの新たな姿「たそがれのすがた」だが、本作では黄昏ルガルガンに進化するとくせい「マイペース」のイワンコが野生のテラスタルポケモンとして出現。さらに低確率ではあるが夕方の時間帯にのみ黄昏ルガルガンも野生出現するため、過去作よりも手軽に入手可能となった。 一方、本作では進化の条件である夕方は僅か3分しかないため、タイミングを逃すと1時間以上も待つことになり、進化に関しては多少大変になっている。 なお、マイペースのイワンコは内部的には通常のイワンコとは別の姿として扱われているようで、ボックスで見ると図鑑ナンバーが書いておらず、大量発生時は片方しか出現しないようになっている。 『剣盾』の禁止伝説ポケモン「ムゲンダイナ」は2種類の専用技があったのだが、そのうちの1つ「ムゲンダイビーム」は今作では覚えられなくなった。 使用時に「ムゲンダイマックス」と呼ばれる専用の姿に変わる技選出であったため、ダイマックスが使えない本作では使えないようにしたものと思われる。 + DLC関連 DLC『ゼロの秘宝』早期購入特典として、特別なわざを覚えた「ゾロアーク(ヒスイのすがた)」のシリアルコードが2023年10月28日まで配布された。 スグリ関連 前編ラストの手持ちが全て特殊な進化方法のポケモンになっている。 一時期話題になったが、これが偶然なのか意図的な設定なのかは不明。 なお、後編の手持ちは規定レベル以上で進化するポケモンとそれ以外のポケモンが半々となっている。 戦闘時のBGMが前後編合わせて4種類あり、それら全てが固有のBGMとなっている。 2種類程度の戦闘BGMなら初代のライバルなど複数の例があるのだが、全て固有な上に4種類もあるのは他に類を見ない。スグリというキャラクターの特異性ゆえであろうか。 DLC前編で追加されたマップ「キタカミの里」の鬼角峡谷には低確率で高レベルのコイキングが出現する場所があり、その最高レベルは100。 『プラチナ』以来となる二度目のLv100コイキングの爆誕である。 DLC前編で登場した「ガチグマ(アカツキ)」はリージョンフォームに近い扱いらしく、ものまねハーブで通常のヒメグマ系統と同じタマゴわざの習得が可能であり、ガチグマの色違いを所持していれば図鑑に色違いが登録される。 ただしリングマからガチグマ(アカツキ)への進化方法は存在せず、色違いブロックルーチンにより色違いの入手自体も現時点では不可能。 本作では発生しないと思われていた天候「霧」だが、実はキタカミの里には天候が霧になる地点がいくつか存在している。 意図的な設定なのかは不明だが、この状態で出現したポケモンは霧状態の時限定の証がつく可能性がある。 DLC後編で追加されたマップ「テラリウムドーム」のサバンナエリアにはラッキー・ストライク・ケンタロスなど、初代のサファリゾーンを思わせるポケモンが多く生息している。 なお、あちらの草むらに出現するポケモンで本作に登場しているポケモンは全て出現するようになっている。 おやつによって出現するラティオスの技構成が通常の野生ポケモンと異なっている。 通常の野生ポケモンは現在のレベルまでに覚えるわざを順番通りに覚えているのだが、このラティオスは覚えているわざの習得レベルがバラバラになっている。なお『BDSP』でも本作とは違うが、やはり通常とは異なる技構成となっている。 おそらくは通常通りだとレベル70で覚える「おきみやげ」で自滅する可能性があり、あまりに捕獲が困難となってしまうためと思われる。 どうぐプリンターの「レアボールチャンス」の登場により、ガンテツボールやサファリボールなど入手困難なボールの総称として「レアボール」という呼称が公式から提示されたことになる。 『剣盾』以降は入手困難なボールを「オシャボ」(オシャレボール)と呼ぶ人が増えているがこれは誤用であり、「(ボールのレア度に関係なく)ポケモンに似合いそうなボールで捕獲する」という本来の意味で使う人と交換会などでトラブルになることもある。 もっとも、初代からの公式用語である「基礎ポイント」を差し置いて非公式な「努力値」という呼称が一般的になっている現状、上記の誤用も収まる可能性は低いだろう。 2023年2月28日にスマホアプリ「Pokémon GO」との連携が可能になった。 これにより、本作では「ビビヨン」の模様違いを入手可能になり、逆に『GO』では本作だと捕獲不可能な「コレクレー(とほフォルム)」が捕獲可能になる。 前述のように配信限定であった「ファンシーなもよう」がデフォルトで出現する為、同じく配信限定の「ボールのもよう」以外は本作で全て入手可能となった。 2023年5月30日に「Pokemon HOME」に対応。 対応時点で送る事が可能なのはリージョン系や伝説・幻のポケモンが中心となっている。 2024年3月時点での累計販売本数は国内819万本、世界2492万本。 ちなみに初週売上は国内405万本で任天堂ハード史上最高記録。長らくシリーズ最高であった『BW』ですら初週263万本と考えると、いかに規格外な記録か分かるだろう。初動で売れすぎたからといって早期に失速することはなく、発売後も1年半以上に渡ってジワジワ売上を伸ばしている。 国内売上は『赤緑』超えを目前に迫っておりシリーズ最高記録更新が確実視されている。一方、海外ではさほど爆発的な勢いはなく、世界売上は未だ『剣盾』を超えられずにいる。最も、海外売上の減少に関してはSwitch後期作全体に言える傾向である。 『SM』『剣盾』のメインディレクターの大森滋氏がディレクターを担当。全体的な作風など、同作品の色が強く出ている。 ペパーのキャラクター描写に関しては「自身の過去を重ねて描いている」とファミ通・電撃ゲームアワード2022で述べている。 パルデア地方の北東部には、シルエットで表示された進入不可能なマップが隣接している(*51)。 パルデア十景のひとつ『パルデア最高峰』から様子を見ることができるが、地平線が広がっているだけで何もない。DLCで新マップが追加されるのではと言われていたが、追加後も特に変化はなかった。 なお、モデルとなった現実のスペインの北東に隣接するのはカロス地方のモデルとなったフランスである。…が、厳密にはカロス地方はフランスの北部のみに該当する為、パルデア地方から見える部分とは特に関係は無い可能性もある。 2024年2月27日に本作(DLC込み)のサウンドトラックが発売された。設定資料などが掲載されたブックレット付。『剣盾』『アルセウス』のサントラとの同時発売となっている。
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弾幕創造主 場所 難易度 この時の曲 レミリア・スカーレット 東方文花帖level8 Level8 ♪レトロスペクティブ京都 名前 コメント Level8-6
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ハンドレッドソード 機種 Dreamcast 発売日 2001年2月15日 開発 株式会社スマイルビット 発売 株式会社セガ Director 新湯 哲生 Planner Chief Planner 向山 彰彦 Adventure Planning 五百蔵 容 加藤 紀人 地引 志郎 Battle Planning 瀧井 雄司 山田 理一郎 Programmer Chief Programmer 厚 孝 Adventure System 萩下 正人 服部 義明 Battle System 太田 仁 豊嶋 宜彦 武田 豊 Artist Chief Artist 岩出 敬 Background 角井 剛 林 幹雄 Character Model 新井 洋行 阿部 智彩 System Graphic 森川 優美 Motion 木俣 岳夫 志村 圭介 Illustration Character Graphics 杉浦 善夫 BG Illustration 綿貫 透 Event Illustration 山本 章史 Sound (WAVE MASTER) Sound Director/Creator 中川 輝彦 Sound Creator 白津 順子 Technical Supports 藁間 直弘 緒方 修 鈴木 康弘 高橋 智延 Recording Studio (WAVE MASTER) Chief Engineer 明石 浩和 Engineer 宮 吉忠 Assistant Engineer 曽我部 佐和子 Ending Theme "Flame In Youre Eyes" Based on Lyrics 五百蔵 容 Lyrics 橋本 寛 Music Orchestration 中川 輝彦 Song Penny Tohyama Special Thanks 佃 耕衛松浦 正明諸澤 祥子林 正光 矢北 法孝中平 裕介柴田 文孝 Association Producer 川越 隆幸 佐藤 修 Executive Producer 新井 瞬 WAVE MASTER WAVE MASTER recording studio MPEG Sofdec Copyright © 1998 CRI In cooperation with Smilebit Presented by SEGA © SEGA CORPORATION/ Smilebit, Corporation, 2001
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復讐の紅魔、レミリア・スカーレット/Remilia Scarlet, the Avenging Scarlet Devil 復讐の紅魔、レミリア・スカーレット/Remilia Scarlet, the Avenging Scarlet Devil(2)(B/R)(B/R)(B/R) 伝説のクリーチャー - 吸血鬼 飛行、速攻 復讐の紅魔、レミリア・スカーレットが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。復讐の紅魔、レミリア・スカーレットは、それにあなたの墓地にある吸血鬼・カードの数に等しい点数のダメージを与える。 5/4 参考 月都抄-レア
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名前 説明 効果 買値 売値 入手手段 攻撃 命中 回避 防御 カッパーソード 銅で作られた剣 8-14 70 15 - 300G 30G お店店員,ブタオトコ ブロンズソード 青銅で作られた剣 12-18 70 15 - - 45G スケルトン ブロンズソード-1 青銅で作られた剣 11-18 69 15 - - 45G スケルトン ブラスソード-1 黄銅で作られた剣 15-22 69 15 - - 60G スケルトンファイター
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すべてを砕く者、フランドール・スカーレット/Flandre Scarlet, the Worldcrusher すべてを砕く者、フランドール・スカーレット/Flandre Scarlet, the Worldcrusher(4)(B)(R) 伝説のクリーチャー - 吸血鬼・ウィザード 飛行、接死 すべてを砕く者、フランドール・スカーレットが戦場に出るか攻撃するたび、各対戦相手は基本土地でないパーマネントを1つ生け贄に捧げる。 5/5 参考 記憶される幻想郷-レア